ゾーニングとコアの関係
空間構成の重要性を見直して、ゾーニングとコアの関係をまとめようとしていたら、ハッとさせられるツイートを目にしました。(学科のときから、ネットをチェックし、勉強法を探っています。)
何となく〜分かった〜気が〜する〜 pic.twitter.com/9tiXhwAaMb
— ままんまん (@mamanman_arc) 2017年9月12日
管理・共用・宿泊ゾーンを色分けすることは、今までにも言われていたことですが、アンテナを張っていると、新たな視点が見えてきますね。同じ課題を解いた受講生の方々のゾーニングを見てみると、これだけのパターンがあるのかということと、なんとなくですが、コア(吹抜けを含む)の位置に規則性がありそうだなと。これからは、エスキスを強化して、毎晩寝る前に記述の暗記をがんばります。記述は、学科の「施工」のように、やはり追い込み勉強になりそうです。
『自分にできることを自分のやり方で、コツコツと地道にやり続ける』
— ネコ師匠 (@nekomasterTW) 2017年9月15日
たったこれだけ。
言葉にしてしまえば、こんなにもシンプル。
悩んでばかりいる人にとって重要なのは「難しく考える」ことじゃなくて「できることをやる」ってこと。
失敗したっていい。小さなことから始めよう。
緊急避難所としての宿泊施設
階高4.5m以上の階段
階高4.5m以上の階段がいまだにあやふやなため、日建学院の本を見て、方眼ノートに書き写しています。ちなみに、バリアフリー法の円滑化誘導基準(幅150cm以上、けあげ16cm以下、踏面30cm以上)で覚えます。真ん中が吹抜けのパターンは、慣れていないと、床面積の計算で引き算をし忘れるおそれがあるので、このパターンで乗り切ろうと思います。階高4mをベースに、階高4.5mは下階を3段増やす。階高5mは踊り場までの両端を1段ずつ(2段)減らし、一回転半する。ということは、踊り場がちょうどキリの良い2mになるなぁ。階高6mは、踊り場の両端をさらに150mm増やし、10段書き、二回転する。説明がうまくできなくて、すみません。自習室で煮詰まったので、お昼休みにドト勉でした。前回取り上げた、「satoメモ」ブログでも、階段についてまとめられています。
エスキスのエラー抜き
書く人も、描く人も、つくる人も、〆切に追われアイデアを絞り出す、この繰り返しは結構キツイけど、自家発電力というか、自分の中からポコッ、と小さくてもアイデアが湧く体質になっていく。落ち込んだ時、追い詰められた時、自分の中からポコッとアイデアが湧いて、自然に未来志向、立ち直りも早い。
— 山田ズーニー (@zoonieyamada) 2017年9月13日
配置図で気をつけること
今年は配置図が出題されますが、気をつけておくことを箇条書きにしたいと思います。学科のときからそうなんですが、アウトプットしながら、インプットすると、エピソード記憶として定着しやすいので、このブログを活用しています。さらに、移動時間の長い私にとっては、繰り返し見直しもできるので、重宝しています。
特記事項を読み、図示するかチェック
・パラペットライン… しっかり描く
・塔屋 … 忘れないようにする
・建物周囲のレベル差を明記
・外壁の中心線から敷地境界線までの位置を明記
・南北で高低差がある場合は、スロープなのか階段なのかを明確にする
・勾配屋根の場合
樋を明記、設備機器の配置に配慮
軒の出の寸法、最高高さ、棟の位置を明記
ウラ指導の過去問題研究講座が思っていた以上のボリュームと内容の奥深さに、びっくりしました。掲示板も少し読みましたが、作図の表現の仕方など、わからないところが質問者と共通していて、とても勉強になりました。過去問の課題文と標準解答例は、本にも掲載されていますが、さらに細かく分析されています。かなり遅い時期ではありますが、思いきって、申し込んでみてよかったです。
あいまいなエスキス
今日は学校(全日本建築士会)で、課題にチャレンジしましたが、エスキスがあいまいだったため、大幅に時間をロスしてしまいました。今回は課題文を読み、難しそうだと感じたので、時間短縮のために、いつも書いていたプログラム図を一部省略し、要求室のボリュームチェックと階振りを行うことに。(縦長の敷地の北東側に高さ12mの既存樹木があり、それを避ける形で計画します。)2階の宿泊部門からプランニングに入り、意外と早くエスキスができました。ゆるゆるでなく、ゾーニングもばっちり。しかし、ここで大きな落とし穴が。
課題文を読み直すと、地上1階のエントランスホールに吹抜が。2階の宿泊部門が、廊下係数の大きい、いつものゆるゆるのプランなら、うまくおさまるはずでしたが、入らない。スパイラルはまだまだ続きます。吹抜を作るとなると、コアの位置を変える必要がありました。すると、諸々の要求室がおさまりきらない。レストランの階振りを誤ったのか?と思い、地上1階から、地下1階の南側に。そのため、地下1階の南側にあったラウンジや娯楽室を二重壁で閉ざされた北側に追いやる形に。ここで、ジ・エンド。今までの積み上げがすべて台なしに。
じつは、最大面積の出し方を誤ったのです。つまり、地上1・2階のウツワが小さかったのです。車回しの外構計画に慣れていたため、セットバックし過ぎたのです。もう一コマ分とれていた… そこにさえ気づけば、軌道修正にそれほどの時間はかかりませんでした。(そもそも王様であるエントランスホールの吹抜を重要視していないことがアウトですね。)しかし、どのプロセスでおかしくなったのかを見誤ると、プランが破綻してしまいますね。今回はとてもよい勉強になりました。さらに付け加えると、床面積の合計の範囲を満たすために、地下1階が大きくなり、総3階建のようになってしまいました。機械室がめちゃくちゃ広い。これでは、最小限の造成という設計条件も満たされていません。後で解答例を見ると、初めのプランニングと位置関係がほぼ一致していました。部分最適よりも「全体最適」だと、ウラ指導で教わったことが改めてよくわかりました。
製図の勉強を始めた頃は、何がなんだかわからない状態でしたが、時間をかければ、プランや作図の精度は上がってきました。過去に受験したときは、プランニングはただパズルを当てはめているような感じでしたし、作図もただの丸暗記で、意味をまったく理解していませんでした。もうひどすぎました。今年も初回のエスキスは、廊下がガタガタで、先生もかなり引いていました。が、今日の添削後、「あとはスピードアップだけやな。今ならまだ間に合う。」と声をかけて下さいました。ふー、やっとスタートラインに立ったところです。
9月入って、急に課題難しくなるはず。こんなんでるー?みたいな課題も出る。できなくてもいいから、とにかく果敢にとりくむこと。
— padmatea (@padmatea) 2017年9月9日
いったん終わったら、エスキスのひとつひとつの工程で、なにをどう改善したら、手戻りが減りそうか、検討すること。
ここからが正念場。学科試験の合格発表後から課題が難しくなるというのはこういうことかぁ。エスキスがあいまいだと、作図もものすごく時間がかかりますね。逆にエスキスがきれいにまとまると、作図スピードが上がるということも前々回に体感しました。エスキス、記述、作図のバランスを考えながら、引っかかっている部分を細かく切り分け、攻略していきたいと思います。以上、きょうのエスキスでした。
作図時間が長いのは、描きながら再び詳細設計を始めてしまうから。
— padmatea (@padmatea) 2017年9月9日
あれ?この部屋実は入らなくない?…とか、動線おかしくない?とか。
エスキスが未熟で、検討が甘すぎると、作図しながらまた詳細を考えないといけなくなる。