きょうのエスキス

一級建築士試験、R2学科復活合格。製図が鬼門。R3は自分に負けない年にする!じんわり日々の振り返り。

受験生としての苦悩

あれから試行錯誤しながら、課題に取り組んでいました。受験生仲間のいるTwitterも再開し、勉強の様子を報告をしていました。やっと軌道に乗ってきたなと、そんな時に… 勉強法について、ダメ出しがありました。

どうやら効率がわるいようなのです。そして、今まで教わった手順でエスキスをやっていない(自覚してます)と。勉強会という名の飲みの席で、ウーロン茶を飲んでいた私。相手が言いたいことはわかっている。けれど、それで前に進めなかったから、できる人のやり方をやっても、伸びなかったから、自分なりに深く考え、手探りしながら進んできました。あの場では自分の考えを伝えたものの… もう悔しさがグワッと。圧倒的な自信って、どこからわいてくるのだろう。
 
先日の広島・福山の講習会で、合格者の方から立ち止まらず、考えこまずに、これならやれると思いついたら、失敗してもいいから、取り組んだらいいよとアドバイスをもらいました。一人ひとりの力量の違いに対応するのは難しいとわかっています。けれど、私も受験生。ただでさえ、しんどいこの時期に。ほどよい距離感って大切だなぁ。
 

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後半戦へ突入

課題発表から10日。ようやく落ち着いてきた感じです。発表された瞬間からのスタートダッシュがすごい!!あらゆる情報が飛び交い、そのスピードやテンションについていけず、早くもしんどくなっていることに気づきました。

また、「できる人」の考え方を一方的に受け入れるだけだと、安心して思考停止してしまうような気もしていて、今のままではマズイな。学科のときも、与えられた情報が少ないほうが、主体的に動いていたなぁと。そういうわけで、ブログ以外のSNSからしばらく離れることにしました。

同時に自分の課題にはとことん向き合うことにしました。それに気づかせてくれたのが、es- navi(がっちり合格ノート)の存在でした。


ウラ指導さんのブログをたどっていて、偶然知ったのが5月末。さっそくホームページをチェック。女性の感性で書かれているからでしょうか。文章がとてもスッと入ってきました。事務局に問い合わせたところ、温かいメッセージが。

『受験生として疑問に思い解決したいことを掘り下げて考えていくプロセスと、それらに対して講師として知っていてほしい部分とを掲載しているという、「受験生」と「講師」、両方の視点で書かれていることが特徴的な製図受験の教材です。

プロセスを理解してもらうための教材なので、製図受験を1度でも経験している受験生であれば、早すぎるとか、手遅れといったように、取り組む時期による理解度の制限はないと考えております。

また、試験直前まで課題を解くごとに何度も見返すと時間がたつごとにより理解が深まるとの感想も頂戴しています。
エスキスを突き詰めればプロセスは一つの方法に行きつくということの表れのように感じています)

試験は年に一度のチャンスですから、先の見えぬ受験勉強に日々不安を感じることもあるかと思います。一つ一つ理解を深め、咀嚼して自分のものにしていけば絶対に合格できる試験です。不安になるときも気持ちで自分を奮いたたせ、前を向き続けて頑張りましょうね!応援しています!』

過去の直接塾の方も使っていたことを知り、6月中旬に教材を購入。ウラ指導さんのエスキス手法の弱点補強として、活用し始めました。ゾーニングまでのプロセスが苦手で、条件整理がうまくできないまま、プランニングに突入していました。ウラ指導さんのフリープランニングが金曜に公開されるので、並行して取り組めたらと思います。

「計画の要点」を見直す

製図試験の勉強は、学科と違い、どれくらいのボリュームがあるのか、全体像がつかめず、今まで思いつきでやっていたところがありました。そのため、明確な目標もなく、勉強時間を確保しても、とりかかるまでの時間が長いのが課題でした。そこで、先日からtime treeというアプリを使って、スケジュール管理を行うことになりました。みなさんとも予定をシェアできるので、ひとの視線を意識できるようになり、適度な緊張感があって、なかなか良いです。


製図試験の思考プロセスは、なかなかアウトプットしづらかったのですが、自分が間違えていることを前提に、振り返りができていなかったことがわかりました。それで、ミスをどんどん見つけていこうということになりました 笑

今回は「計画の要点」の記述についてです。模試を見直すと、要点の記述なのに、① ポイントがずれている。② 勝手なストーリーをつくっている。で、要点が伝わりにくい表現になっていました。


そこで、何が原因か探っていったところ、①解答例の文章を理解を深めずに、暗記していた。 ②  覚えやすいように、自分の言葉に置き換えたため、意味を取り違えていたり、あいまいな表現になっていた。③ 時間に追われ、焦って読み返さず、書きっぱなしになり、文章が成立していなかった。ということがわかりました。チーン。


ということで、これからは、① 必ず内容を理解してから暗記する。理解できていない言葉を使わない。② 解答例よりキーワードを集め、それを使いながら、自分で文章を組み直してみる。③ 主語+述語+目的語で、文章として成立しているか、読み返してみる。を実践してみます。

直接指導塾を終えて

先日ウラ指導さんの直接塾を無事修了しました。そして、ここから課題発表までが踏ん張り時です。このブログに、学科の受験生が立ち寄って下さっているようで。本試験に向けて、追い込みをかけている時期とも重なりますね。(ちなみに、昨年の今頃の記事を見ていただければ、どんなに熱くなっていたかがわかってもらえるかと)これからはともに挑んでいきたい心境です。いろいろなSNSがあるのですが、ブログを活用して、アウトプットしていくのが、やはり自分には一番合っているようです。

前置きとして、直接塾を受けたからといって、もう完璧だということではまったくありません。むしろ、自分に足りなかった部分、課題がどんどん見えてきたような気がします。けれど、一番つらかったのは、なにが原因でつまずいているかがわからないことでした。現時点では、製図試験特有の用語・ルール、ウラ指導さんのエスキス手法にようやく慣れてきて、的確な表現で質問できるようになってきた段階です。今週末にウラ指導さんの前半戦模試があるので、ドキドキです。リラックスした状態、プレッシャーがかかった状態、どちらが自分に合っているのか、いまだにわかりません。ということで、まずは今までやってきた課題分析と自己分析を始めます!

集中力アップのために

久しぶりの更新です。学科試験が近づいてきたからか、このブログへのアクセスも増えてきて、驚いています。昨年の私も、今頃から怒涛の追い込み勉強をしていました。職場からの移動が長いため、スマホを使って、覚えたい内容を整理し、このブログにアウトプットしていました。この勉強法が良かったのは、誰か読む人がいるので間違っていないか、内容をチェックするために、何回も読み返すことにあったと思います。また、まわりのペースに左右されなかったことです。座って勉強をするよりも、特に行き詰まったときは、立って歩きながらの方が、(法規以外)は意外と心地よい状態で集中力が保てることもわかりました。


昨晩zoomのアプリを使った作図チェック勉強会がありました。基本的なことで小減点が重なると、やはり合格の土俵に上がるのは難しいのだなと。学科試験のときも、とりこぼしをしないように心がけていましたが、製図試験でも共通しているのだなと。

製図試験は、膨大な「情報(課題文)」を整理し、正確に図解するために、事務的なチェック作業をおろそかにはできないことが良くわかりました。多数派の考え方を求められますし、創造力よりもむしろ判断力・分析力・事務処理能力が問われる試験なのだなと。一方、学科試験は、膨大な「知識」を図や表などのイメージに変換して、解ける問題を増やしていく創造力(知識の体系化)も求められています。イメージとは逆の側面もあるのですね。ここに気づけたことは大きいです。

ある方から自信のない時は、背中が丸くなっていると聞きました。スマホを見るときは、どうしてもそうなりがちだなぁ。胸を張ろう!また、心肺機能が高い人ほど、集中力も持続するらしいです。やはり、姿勢をまっすぐに正すこと、適度な運動は良いのだなぁ。階段ダッシュ(早歩き)は、コーヒーを飲むよりも、眠気覚まし、集中力を保つのに、短時間で効果が現れると聞いたので、さっそく非常階段を使って試してみようと思います。筋トレってすごいんですね。

ツイッターとともに

もう3月だなんて、とにかく月日が経つのが早いなぁ。意匠設計の仕事が行き詰まっているときは、構造設計の仕事がおもしろく、その逆もあったりで。意匠の方は、今まで実施設計の見積をまとめていましたが、ようやく落ち着いて、明日から初夏にかけて、休日急病診療所の基本計画に関わることになりました。製図試験のプランニングにもつながるかもしれないと期待しています。

製図試験の勉強は、8年ほど前、商店街活動のために始めたツイッターが大活躍しています。ツイッターはすごいですね。アカウントを作ったことで、純喫茶ファンクラブや面格子ファンクラブの方々と知り合ったり、そのご縁から、ブラタモリのような企画で、阪堺電車沿線を散策したり。売却・解体される前の作家・開高 健さんの生家の長屋を偶然訪れたときは、親類の方のご厚意で室内の写真をツイートしたところ、様々な方から反響があり、本当に驚きました。あれから、みなさんどうしているのだろう。「大阪高低差地形散歩」を出版された方もいたなぁ。今年一級建築士に合格して、みなさんと再会できるといいです。

これからもSNSでの交流を深めていけたらと思います。引き続きよろしくお願いします。

明日から直接指導塾へ

あっという間に、年が明けて40日。製図試験からすでに4ヶ月経過。なんて早いんだぁー。けれど、まだ勉強法が確立されておらず、何から手をつけたらよいかわからず、気持ちは焦るばかり… ある意味ゼロベースな状態ですね。そこで、今年は直接指導塾に通うことに決めました。ウラ指導さんの教材、講座を徹底的に活用するために。

昨年は、全日本建築士会に通学していましたが、エスキスの学習に良いと勧められた本が、なんと数年前の「製図試験のウラ指導」でした。初年度ダメだった方が、この本のエスキスプロセスやフリープラン二ングを徹底的に習得し、翌年受かったんだそうです。「今回があかんなと思ったら、読んでみたらいいわ」と。実際には、昨年の学科試験が終わってからすぐに、2017年度版を購入し読んではいたのですが、思考のクセもあるのか、表面的な理解にとどまったままでした。

ちょうどその頃、Twitter数年ぶりに再開したのですが、昨年はツールとして使いこなせないままでした。けれど、年末に検証会の参加を呼びかける、@枢さんの発信がタイムラインに飛び込んできて… 瞬発的にリプしていました。ほんの少しの勇気で、前に進むのだなと。製図試験の勉強は、資格学校や教材選びよりも、受験生と学び合い、観点を増やし、偏った思考を矯正することが、何よりも大切だなと思っていたので。

私はいろんな縁があり、ウラ指導さんに決めましたが、どこに所属するかに関係なく、合格という同じ目標を目指して、チーム戦で挑めたらいいなぁと。福祉でいう他職種連携のような感じです。Twitterでは、昨年の合格者である@ichikenさんが、私のなにげないつぶやきに対して、具体的かつ丁寧にアドバイスして下さり、うれしすぎて感激しています。ということで、これからは、エスキスの課題や疑問点、気づきがあれば「#モーリィnote」で発信することにします。これなら、だれにも負担にならないので。では、明日からも引き続きよろしくお願いします!