きょうのエスキス

一級建築士試験、R2学科復活合格。製図が鬼門。R3は自分に負けない年にする!じんわり日々の振り返り。

学科 環境

お世話になったサイト・講習会のまとめ(学科試験編)

☆ 学科試験編 1. ネットを活用 ① TAC講師室ブログ (井澤式比較暗記法・実例暗記法) 試験範囲が広く、暗記がとにかく苦手だったのですが、関連づけして覚えることで、とても効率よく学習できました。暗記法といっても、そこまでに至る解説がとても丁寧…

エスキスでなやむ浴室

私の中で「空間構成」や「ゾーニング」でエスキスがブレてしまうのが、浴室の存在です。主要な要求室の中でも、レストランよりもプランニングの自由度が高く、階振りや配置がうまくいかないのです。課題文を読むと、浴室の利用者が宿泊者のみの場合と日帰り…

パッシブ・環境負荷低減の補足

このブログでも記述対策をやらないと!と言っていたものの、やはり後回しになってしまっていました。しかし、6時間半通しで問題を解いてみると、記述は考えて書く時間がほとんどないことがわかりました。模範解答例を丸写しするだけでも40分かかってしまい…

Low-Eガラスの使い分け

パッシブデザイン、環境負荷低減を考える上で、Low-Eガラスの使用も検討項目に入ってきます。まず、学科の時に引っかかっていた、Low-Eガラスを室内側に入れるか、室外側に入れるかという疑問。あれから、そのままになっていましたが、じつはかなり重要なこ…

パッシブデザインの位置づけ

設備計画のことを掘り下げていくうちに、設計課題の注釈に出ている「パッシブデザイン」の位置づけがわからなくなってきました。まず、環境負荷低減(省エネ)といっても、「設備機器による手法」と「建築構造による手法」があるようです。今回は住宅ではな…

パッシブデザインについて

ついに設計製図の課題が出ましたね。条件に「パッシブデザインを取り入れた」と書かれてあったので、過去の投稿を振り返ってみました。じつは、まとめが中途半端だったため、次の問題に引っかかってしまったんです。「外気冷房方式やナイトパージ(夜間外気…

セービンの残響式

試験まであと5日となりました。最後まで粘ります。平成19年の計画(環境・設備)の問題ですが、セービンの残響式を理解しておくと、他の問題も対応できそうです。 セービンの残響式がわかっているかが、試されています。ちなみに、私は式ではなく、イメージ…

聴覚のマスキング

「通常の音圧レベルにおける人の音の大きさに対する感度は、一般に、中高音域に比べて、低音域のほうが鈍い。」(平成15年問7)⇨ ○ふかふかの座面が気に入って、今日もコメダ珈琲店で勉強しようと向かったのですが、後から入ってきた女性の方の声が、まるで…

表面結露・内部結露

「室内側の表面結露は、外断熱よりも内断熱のほうが生じやすい。」⇨ ×(H6 問4)表面結露と内部結露をわけて、考えていませんでした。ここでも、井澤式比較暗記法を引用しつつ、考え方を整理してみました。内部結露の防止の点では・内断熱より外断熱のほうが…

熱(伝導・伝達)と湿気の単位

『環境』は、単位の問題もよく出ますが、あやふやに覚えていたのを、もう一度整理します。 ・湿気伝導率の単位[㎏/(m・s・Pa)]・透湿抵抗(湿気伝導抵抗)の単位[㎡・s・Pa/㎏]↓逆数・透湿係数の単位[㎏/(㎡・s・Pa)]「m」か「㎡」かをチェック。…

平均放射温度と作用温度

『環境』の室内の温熱・空気環境で苦手なところをもう一度整理して、問題を解きます。いつものように、井澤式比較暗記法の解説から入ります。 ☆平均放射温度(MRT)… 平たく言えば、壁表面の平均温度。 ※ 図は『環境工学入門』より ☆グローブ温度・・・黒塗…

自然エネルギーの利用(パッシブ)

H27・H28に出題されている、自然エネルギーの利用に関する用語を、過去問に沿って整理してみました。今年も出題されそうだなぁ。★地中熱の利用未利用エネルギーである地中熱を、自然力で利用するアースチューブは、地中に埋設したチューブに空気を送り込み、…

エアフローウィンドウ方式・ダブルスキン方式

「 エアフローウインドウ方式は二重のガラス間に外気を通して熱負荷を低減する方式であるのに対して、ダブルスキン方式は二重のガラス間に室内空気を通して熱負荷を低減する方式である。」⇨ × 先日、「環境・設備の引っかかる部分」でまとめたはずが、『エア…

「最も不適当」のワナ

さて、模試の復習は今日も続きます。「最も不適当なものはどれか」ができずに、失点するパターンがあります。今回ももれなくやってしまいました。×に近い△の枝は要注意!いったん保留にして、ほかの選択肢と照らし合わせることを怠ると、基本問題でもおとし…

CASBEEと省エネ

「CASBEE(建築物総合環境性能評価システム)におけるBEE(建築物の環境性能効率)は、「建築物の環境負荷」を「建築物の環境品質」で除した値である。」⇨ ×『環境・設備』からまたしても、分母と分子がひっくり返った文章題が。問題文をサラッと読み流し、…

吸音特性と周波数

引き続き、模試の『環境・設備』の問題からです。入射音がある壁の断面構成(構造)と吸音特性の組み合わせを答える問いがありました。模試は無断転載・複製のため、日産アークさんより図をお借りします。共鳴器型は「特定の周波数で共鳴過多になる」という…

熱貫流・熱伝導・熱伝達

模試の復習を始めました。現実に直視したくなくて、他のことに取り組もうかなと思ったのですが、やるしかないですね。さて、『環境・設備』ですが、1問目からやらかしてしまいました。「均質な単一材料からなる壁の熱貫流抵抗は、壁の厚さを2倍にすると2倍…

環境・設備の引っかかる部分

H18・計画(環境)の過去問に、私がいつもどちらか迷ってしまう問題がありました。【設問】「多孔質材料による吸音壁において、一般に、多孔質材料と背面の剛壁との間に空気層を設けると低周波数域の吸音率が大きくなる。」⇨○高周波数域なんじゃないかな?ど…

日射量と可照時間

『環境』は、日射・日照がうろ覚えな部分を、ネットを見ながら整理してみました。☆壁面の方位と日射量日射量は、壁面(もしくは水平面)に入射する太陽光の角度により、季節・時刻ごとに変化する。(入射角が 90°の際に日射量が最大となる)、夏至の南面は太陽高…

熱効率・需要率・負荷率・力率

引っかかってしまった問題をピックアップ。直近7年分の過去問には載っていないので、見たことない!と思ったのですが、やはりこれも過去問なのですね。【環境H18 問18】ボイラー等の熱効率は、「高位発熱量を基準とするもの」より 「低位発熱量を基準とする…