きょうのエスキス

一級建築士試験、R2学科復活合格。製図が鬼門。R3は自分に負けない年にする!じんわり日々の振り返り。

ことばを紡いでみたら

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「ことばで伝えることには限界がある」

と思ってあきらめていました。 

たとえば、共感してもらいたいのに

感動しても「すごい」という言葉しか出てこなくて

感覚的な表現になってしまうのです。

いつもそんな感じなので

自分の気持ちを相手にうまく伝えられない時や

相手にわかってほしいけど

わかってもらえないような時も多く

意外にダメージを受けているような

気がしていました。

そして、そういう時は自分のなかにある

熱量とか感情を

相手に押しつけがちになってしまい

かえって自ら関係にヒビを入れてしまったり

自分の言ったことばを後悔しても

時すでに遅しな状態になったり…

どんな時でも「冷静でいること」が大切

なのだとわかっているのですが

常に動き変化しているなかで

冷静でいることはなかなか難しいですね。

だからこそ、日記やブログ、ツイッター

自分のこのもやもやはいったい何か

ということをうまく言語化できたら

どんなに癒しになるだろうなぁと。

試しにこっそりとやってみましたが

初めはことば選びに時間がかかりました。

しかし、考え感じつくすことで

感情は過去のものとなり

握りしめてきた思いをスパーンと

手放すことができ、びっくりしました。

ことばを紡ぐのはむずかしいですが、

楽しい作業でもありますね。

書いた自分も、読むひとも、こころのどこかで

つながって、新しいなにかを発見できる

といいなぁと思いました。


今年の初旬に投稿したブログを振り返ってみました。サラッと直感で書いた文章の方がウケるのに、どうして考えを長々と、こんな恥ずかしいものをあえて公開するんだろうと自分で思いながらも、だんだん習慣化してきました。いろいろ試してみましたが、メモ書きするだけでは達成感がなく、長続きしないので、私にとってはこの方法がベストかなと。言語化するために、考えをひねり出しているうちに、自意識に出てくる期待や不安など、いろんな感情を手放せるのがとても気持ちいいのです。それに、自分の思考パターンが見えてきて、常識を疑ったり、新たな考えも浮かんできます。そのまま想像力をふくらませていくと、今までの慣れ親しんだ考えの向こう側に行ける感じになります。

今までは悩みがあると、友人に相談していました。しかし、友人に相談すると、相手の考えに流されてしまったり、自信をなくしガッカリすることばかりでした。答えはすでに自分の中にぼんやりあることが多く、それを引き出してもらい、後押ししてほしいだけだったのです。そんな私にとっては、ひとりの時間を持ち、立ち止まって考え、気持ちを整理することは大切なプロセスだったのです。今も珈琲を飲みながら、ゆったりと。この週末に書いた2つの記事をFacebookにも投稿し、一区切りがつきました。今週によいカタチで、また一つ歳を重ねられそうです。これからもお世話になります。引き続きよろしくお願いします。