きょうのエスキス

H29一級建築士製図試験を終えて、また一歩踏み出します。じんわりと日々の振り返り。

分岐点をたのしむ

f:id:emicocolo:20161031154608j:plain

明日から11月。附属中の連絡入試の日がついにやってきました。そして、中学受験はこれを皮切りに各校で行われるようです。この日で6年生は塾から巣立っていき、ひとつの分岐点を迎えます。今年は一年を通して、塾生さんと関わってきたので、思い出深いのですが、この土・日もいつもと変わらず接していました。これまでやってきた自然なペースでイベントを迎えられるといいなと、そんな心境になったからです。教室の入口にある事務スペースからは、後方の塾生さんが見えるのですが、夏期講習から入塾した西川くん(仮名)が私にとって気になる存在でした。

6年生の子どもたちを見ると、おとな顔負けな態度をとり、ハートをつかむ女子たちに比べ、無邪気に仲間たちと戯れている男子たち。そんななか、西川くんは誰とも群れようとせず、わが道をゆく、ふわふわ系。しかも、成績はトップクラスで、その存在感は圧倒的でした。もちろん女子たちにとっては気になる存在のはず。男子たちも西川くんに絡もうとするものの、休み時間になると、にぎやかな教室を出て、ふらふらとこちらの方へ。辺りを眺めては、無言で返っていくということを繰り返していました。しかし、言葉を交わすことはないのに、なんだろう?このお互いつながり合っているような感覚は。安心感があるというか。今まではアクションを起こさないと伝わらないと思っていたのですがね。「ただここにいる」ことの大切さを身にしみて感じました。

また、そんな気づきがあったタイミングで、ジュニアクラスの体験授業、冬期講習の資料作成をお願いしたいと塾長からお声がかかりました。専任の先生でない私に!?いったい何が起きているのか、よくわからなかったのですが、とにかく伝わってくるワクワク感。メールで質問をすると、直接電話がかかってきて、「倉田先生(仮名)の指導や懇談を通して、低学年の塾生さんが増えてきているんです。なんでかよくわからないんですがね… 倉田先生ひとりでは対応できなくなりそうです。カリキュラムなど倉田先生から意見を聞いてもらえませんか?一緒に打ち合わせをしたいです。」とのことでした。

お話を聴いていると、数年後を見据えて、低学年の個別授業を定着させ、大手の塾に流れずに、高学年の集団クラスに移行させたいという思いがあるのだなと。おもしろそうなことには、とりあえず首を突っ込みたくなるんですよね。今のままじゃダメだ、変わりたいと思っていたときは、なにも起こらなかったのに、このままがいいなと思ってたら、そうさせてはもらえない、この矛盾。これが流れに乗るということなのかな?結局こうして前のめりになっていくモーリィであります。