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きょうのエスキス

一級建築士の学科試験に向けて奮闘中。静かにじんわりと、日々の振り返り。自分のための。B面。

三日月ストレッチ

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ブログを書き始めて、まもなく1年。最近アウトプットをしつくした感がありました。そこで、総まとめとして、今までを振り返ってみることにしました。書き続けてみて、何が変わったかというと、人間関係がせまく、深くなりました。ひとにいい顔をしなくなりました。何かを求めて、外に出かけることが少なくなりました。むだな買い物が減りました。好きなものだけを使い続けるようになり、着る服が減りました。ブログ以外のSNSの投稿が減りました。多くの「いいね」がなくなった反面、ニッチな部分でつながれる仲間が、リアルにできました。仕事をするのに、オン・オフの切り替えが必要でなくなりました。将来に対する不安や期待、執着をあまりしなくなりました。そして、ストレスフリーになった気がしていたのですが。

昨日、滝谷にある、ミュージックハウスのお披露目会に行ってきました。塾で知り合った音楽の先生が、サロンを開くからと誘って下さったのですが、そこには先生のご主人、妹さん、叔母さんが勢揃い。ご家族のみなさんは、とってもおおらかで、高らかに笑っていて、こちらも愉快な気持ちになりました。サロンはきれいに改装され、最新のカラオケ機材、それとは対照的に、先生が小さい頃に演奏されていた、50年モノのピアノが並んで置かれてありました。先生は塾のほかにも、自宅でピアノ教室を開いたり、福祉施設を慰問したり、さらには大学院にも通っているそうで、そのパワフルさは私も見習いたいなぁと思いました。たしかお孫さんもいると言ってたような。ご近所さんから、なじみの美容師さん、ピアニストさん… 続々とやってきて、クリスマス曲の生演奏まで聴くことができました。演者の方を含めて、先生が書いている論文の話で盛り上がり、そのなかで知ったのが、音楽家の職業病と言われている「フォーカル・ジストニア」でした。

「フォーカル・ジストニアは、主にプロの演奏家など、楽器を高いレベルで演奏する人が、例えばピアノやバイオリンなどの演奏の際に正確に指が動かせなくなる、といった症状が出るものです。 具体的には、手の指の筋肉に変に力が入ってしまい、うまく滑らかに指が動かなかったり、反対に動くべきでない指が勝手に動いてしまって上手に演奏ができなくなってしまうことをいいます。」
 

好きな音楽で生きてきた人にとっては、アイデンティティを喪失するほどのショックだと思います。実際、当事者の方にお会いし、お話を聴くことができました。鍵盤ハーモニカによる三重奏はとても素敵でしたが、その裏側には思ってもいなかった真実が潜んでいました。その方はピアノにふれようとすると、右手の指の筋肉がこわばってしまうというのです。他にもサックス奏者だと、首が反り返ってしまうというのです。自分のカラダやこころを守るために、防衛機制が働いているのではないのかと、先生なりの見解で話をされていました。どの世界でも起きることだなと思いました。しかし、その方にとって、再生のきっかけとなったのも、また音楽だったのです。これからは考え方を変えて、無理だ!と思っていた境界線を越えてみたいと思うようになりました。

帰りにカフェに寄って、しみじみと感じながら、コーヒーを飲んでいたら、フロリダ・オーランドから、大好きなRさんとKさん(2人とも日本人です)がわざわざ電話をかけてきて下さいました。何かを察したのか!?話のなかで「最近自分のことばかり考えてるんじゃないの?」と図星なひと言を放たれ、目がさめました。最近周りがまったく見えていませんでした。この週末にあった出来事で、自分に足りないものがどんどん見えてきて、落胆していたようです。そして、いつからか無意識にこころの壁を閉ざしてしまっていたのです。今日からまたストレッチです。三日月ストレッチ♪♪