ひとつの奇跡が開花する
『この星の人ではないと思いなさい。そうしたら、腹もたちません。』このブログに何度か登場した、大正のねえさんから、LINEが届きました。「新地のママやってて、店売った子と1番仲良くなって、その子が言ってた」らしいです。すぐ感情移入してしまう私は、野生動物だと思って、ひとと接すれば、相手のパーソナルスペースに入らずに、ほどよい距離を保てるかなと最近思ってたんですが、その人なりにいろいろ考えているのですね。
人間は情報を伝える/得ることで快感を得る特性があると思うんだけど、厄介なのは、夢の話とか遅刻したとか、自分にとって情報量が多いイベントがあるとたとえ相手にとっては情報量が少なくとも発信したくなってしまうところで、不特定多数の受け手に発信できるメディアがある時代でよかったなと思う
— Nami Ogawa (@namicha_1) 2017年3月30日
今日は設計事務所で働いていた(多拠点生活継続中)のですが、所長が「おじいさん、おばあさんになると、自分の話しかせえへんな。こっちは長々と聞くだけやから、つかれるわ〜」とこちらに話しかけてきました。突然訪れた取引先の方が、自分の経歴について、一方的に話をしていた様子。これ、私もやってる!相手にとってはどうでもいい話。所長は、どうやら年配の方から相談を持ちかけられる事が多いようです。
最近では、別の取引先の会長さんが、お孫さんの家庭教師を探されており、塾で働いている私のことを話されたようで、会長さんがわざわざ事務所にお見えになりました。「これから長いお付き合いになるかもしれません。」と会長さん。今日も会長さんからの電話をとると、「モーリィさん、こんにちは。」と。仕事上なら考えられないほどのフランクな距離感。読書会にも一緒に参加している友人で、元塾長の久美さんを紹介することになりました。「時間外でも手当出すから、よろしくね。」と所長。本来の仕事はまだまだ駆け出しなので、少しでもお役に立てたらと思う次第です。
その後、所長は「まわりが勉強しろと言っても、本人がその気にならないと逆効果やわ。一級建築士にしても、本気で取りたいと思わなかったら、賢くても受からへんしな。僕も必死に勉強して、GWくらいからは睡眠時間2時間やったわ。それと設計やってるからってかっこつけんと、二次(製図)試験は学校行った方がいい。モーリィさん、50歳で職探ししても、無資格やったら、仕事ないで。とりあえず一級取りや。そんで知識をしっかりと身につけや。」と親身になって話をして下さいました。ここ一番、真剣に取り組む時。人生かかってるなと、本気で思いました。今日は『構造』を終わらせて、『施工』の問題にも取りかかります。