きょうのエスキス

H29一級建築士試験合格を目指して奮闘中。製図試験角番落ちから11年ぶりに再チャレンジ。静かにじんわりと、自分のための日々の振り返り。

逆説の日本史

建築史の実例を覚えていくなかで、井沢元彦さんの『逆説の日本史』を知り、興味深くなりました。その本によると、奈良時代の寺は、宗教の拠点というよりは、当時の最先端の学問や技術を学ぶ、むしろ大学のようなものだったそうです。唐招提寺金堂、東大寺正倉院… そのような視点で奈良時代の寺を見直してみるのも面白いと思いますよと、先生からもアドバイスがありました。

【逆説の日本史】
小学館週刊ポストに掲載されたものを、現在 江戸時代まで14刊 発刊している。
【この本のポイント】
① 現在の歴史は史料至上主義であり、史料に書かれていないことは無いことになる。歴史にその当時の人の考え方や宗教感を入れ、考えてみる。
② 歴史家が専門的になりすぎることにより、各時代を通して歴史の流れを見ることが少なくなっているのではないか。
③ 歴史のIFを考え、もしもこの時こうしたらこうなると言うように仮説を立て、逆説的な真理を導く。

歴史の教科書は、人間が作ることだから… いつの時代も人間の本質はきっと変わらないと思うので、自分たちに都合の良いように書き換えられている、改ざんされている可能性もあるかもしれませんね。文庫本を読んでみたくなりました。建築史の勉強も時代考証をしながら、全体の流れで覚えていくとよいのかもしれません。