はじまりは身支度から
今日は二週間ぶりの学校で、日常に戻りつつあります。身支度をするのに、今のボブスタイル、無印良品のワイドシャツは、考える手間が省け、時間短縮になり、本当に楽だし、快適です。ちなみに昼食も、サトウのごはんをチンして、その上にセブンイレブンのパウチ惣菜、おからを乗せて食べるのが定番になりました。あっさりしていておいしいし、手間入らずで安上がり。外出先でも手軽に食べれるし、ふだんからテキストなど手荷物が多いので、何かと助かっています。しかも、これが体質改善にもつながっています。
勉強のほうですが、受験生のブログを読んでいると、みんな引っかかるところが同じことに気がつきました。たとえば、この問題です。
『水平地盤反力係数は、杭幅が大きくなるほど大きい値となる。⇒✖️』
「水平地盤反力係数 = 地盤の強さ」と間違えた考え方で覚えてしまうと、何度解いても引っかかってしまいます。「水平地盤反力係数は、加えられた力に対して、土がどのくらい動くかの関係をあらわすので、土の変位量で、水平地盤反力係数は変化してくる。→ つまり、加える力(水平力)が一緒でも、杭幅が大きいと、変位が大きくなるので、水平地盤反力係数は小さくなる。」という思考回路で、問題を解かないと、正解にたどりつかないというわけです。
✳︎図は『TACの井澤式比較暗記法』より抜粋
今回のような「構造」や「環境・設備」に、このような系統の問題が多く、いったん覚えると、なかなか忘れにくいのですが、自分なりの誤った解釈でインプットしてしまうと、不正解のルーティンから抜け出すのに、時間がかかってしまいます。そういう意味でも、合格された受験生の解き方を知ることは、プラスになるのです。
今から考えると、市販の7年分の過去問だけでは、合格基準点にたどり着けなかった理由がよくわかります。7年分暗記するだけだと、少し文章をひねられると、正答を導けない可能性が高いのです。しかし、さらに古い過去問を解くことで、繰り返し出題されている問題やキーワードを見抜きやすくなり、しかも合理的に覚えることができるのです。
✳︎私は学校で配布された、2017年度版・学芸出版社のキーワード別過去問と合わせて、2011年度版・日建学院の分野別厳選問題集を、主に使っています。
自分が気になっている細かい疑問点は、過去問で潰していくのが一番ですね。参考書だと、解説の中の細かい部分が気になり、それにとらわれて注意力が散漫になってしまい、前に進まないからです。過去問が参考書としての役割も果たしてくれるのですね。今日は「法規」と「構造」の通常授業。来週の土曜は「法規」の法改正のポイント、再来週は「構造」の文章題の講習会も受けるので、思考のクセを矯正できるといいなぁ。ルーティンをうまく活用したいです。
(一級計画:平成23年No.16)