きょうのエスキス

一級建築士試験、R2学科復活合格。製図が鬼門。R3は自分に負けない年にする!じんわり日々の振り返り。

CASBEEと省エネ

「CASBEE(建築物総合環境性能評価システム)におけるBEE(建築物の環境性能効率)は、「建築物の環境負荷」を「建築物の環境品質」で除した値である。」⇨ ×

『環境・設備』からまたしても、分母と分子がひっくり返った文章題が。問題文をサラッと読み流し、チェックもれで不正解となってしまいました。電気設備の需要率のときと同じで、「負荷」が分母にくるのか…  

○ 「CASBEE(建築物総合環境性能評価システム)におけるBEE(建築物の環境性能効率)は、「建築物の環境品質」を「建築物の環境負荷で除した値である。」
 
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図はCASBEE大阪みらい編よりお借りしました。そもそもCASBEEって何?さっそく過去問をチェックしてみました。
 
【H27 問20】
「建築環境総合性能評価システム(CASBEE)における、BEE(Built Environment Efficiency)」は、値が大きいほど建築物の環境性能が高いと判断される。」⇨○
 
【H26 問20】
CASBEEは、「建築物のライフサイクルを通じた評価」、「建築物の環境品質と環境負荷の両側面からの評価」及び「建築物の環境性能効率BEEでの評価」という三つの理念に基づいて開発されたものである。⇨ ○
 
【H25 問20】
CASBEEにおいて、建築物の設備システムの高効率化評価指標として用いられるERRは、「評価建物の省エネルギー量の合計」を「評価建物の基準となる一次エネルギー消費量」で除した値である。⇨ ○
 
【H21 問20】
CASBEEは、建築物の総合的な環境性能を評価するためのツールであり、新築の建築物だけではなく、既存建築物の現状や改修前後の環境性能の変化も評価することができる。⇨ ○
 
【H18 問18】
「「CASBEE-新築」の評価項目には、建築物の環境品質・性能として「室内環境、サービス性能、室外環境(敷地内)」があり、建築物の環境負荷低減性として「エネルギー、資源・マテリアル、敷地外環境」がある。」⇨ ○