きょうのエスキス

H29一級建築士製図試験を終えて、また一歩踏み出します。じんわりと日々の振り返り。自分のための。B面

コンクリートの中性化

アルカリ性を失い、中性化したコンクリートは、一般に、圧縮強度が著しく低下する。」⇨ ×

次の問題も、「中性化」はとにかく良くないという、ザクッとしたイメージで覚えていると、間違ってしまいます。

『コンクリートの中性化』とは、時間の経過とともに、空気中の二酸化炭素によってコンクリートが中和され、コンクリートアルカリ性が低下していく現象。中性化によって、コンクリート強度を失って崩壊することはないが、二次的に不都合が生じることがある。
⇒鉄筋周辺のコンクリートが中性化しても、
☆屋内 … コンクリートが中性化しているからといって、緊急に補修する必要はない
☆屋外… 雨水がコンクリート中に浸透してくるので,鉄筋は容易に腐食してしまう

f:id:emicocolo:20170616120306p:plain


さらに、別の解説を読むと…
コンクリートは元々ph値が12~13の強アルカリ性であり、それによって鉄筋コンクリート中の鉄筋の表面には不動態皮膜と呼ばれる緻密な酸化皮膜が形成され、その酸化皮膜によって酸化から保護されている。中性化が進み、鉄筋周辺のph値がおよそ11以下になると、その皮膜が破壊され、鉄筋の腐食が始まる。そして、鉄筋の周囲には固いさびが生じ、もとの体積の2.5倍に膨れ上がり、鉄筋周辺のコンクリートを圧迫してコンクリートにひび割れを生じさせる。

時間はかかりますが、結局まわり道になっても、こうやって調べた方が記憶に残りやすいです。一緒に受検した知人も同じところが引っかかったようですし、こういう問題をとりこぼさないことが大事だなぁと思いました。