きょうのエスキス

一級建築士試験、R2学科復活合格。製図が鬼門。R3は自分に負けない年にする!じんわり日々の振り返り。

内装・外装工事のまとめ

【内装工事】

★せっこうボード 

・天井を石こうボードで二重張りとする場合、上張りの継目と下張りの継目が同位置にならないようにした。 

・せっこうボード張りの遮音性能を確保するため、せっこうボードの周辺部隙間に弾性シーリング材を充填した。 

・壁面のせっこうボード接着材による直張り工法で、接着材の塗付け間隔は、ボード周辺部で150~200mmとする。 

f:id:emicocolo:20170703214416j:plain

・せっこうボードの目地処理を継目処理工法で行う場合、せっこうボードのエッジの種類は、テーパーエッジとする。 

・べベルエッジの目地処理は、ジョイントテープとジョイントコンパウンドとを用い、幅500~600mmの範囲で行った。 

f:id:emicocolo:20170703213456g:plain

・せっこうボードを鋼製天井下地に取り付ける場合、ステンレス鋼製ドリリングタッピングねじを使用した。 

・壁面におけるせっこうボードのせっこう系直張り用接着剤による直張り工法において、床面からの水分の 吸上げを防ぐため、スペーサーを置き、せっこうボードを床面から10mm程度浮かして張り付けた。 

 

★シージング石こうボード 

・シージング石こうボードを、屋内の多湿箇所に用いた。 

・水まわりに使用するシージング石こうボードは、水と接する可能性がある切断面及び小口部分に、 水の浸透を防ぐためにエマルションペイントを塗布した。 

 

★吊りボルト

・化粧せっこうボード張りの軽量鉄骨天井下地の吊りボルトの間隔については900mm程度とし、 天井の周辺部については端から150mm以内に配置した。 

・天井ふところが1.5m以上ある軽量鉄骨天井下地において、吊りボルトの水平補強及び斜め補強の縦横間隔については、1.8m程度とした。 

 

【外装工事】

★カーテンウォール工事 

・カーテンウォール部材の仮止めは、パネル材で3か所以上、形材で2か所以上とし、脱落しないように固定した。 

・カーテンウォール工事の取付け位置における目地の幅の寸法許容差は、±3mmとした。 

・カーテンウォール工事における取付け方式のうち、スパンドレル方式とは、腰壁部分と下がり壁部分とを 一体化した部材を、同一階のはり又はスラブに取り付ける方式である。 

・PCカーテンウォールの取付け方法は、層間変位に追従できるように、ロッキング(回転)方式とした。 

・層間変位を吸収するためのスライドホール部は、手締め程度のボルト締めとし、緩止めを施した。 

 

ALCパネル 

ALCパネルの取付工事において、窓、出入口などの開口部まわりには、開口補強材を設けた。 

ALCパネルに使用上支障のない範囲の欠けがあったので、補修して使用した。 

・ロッキング構法によるALCパネルエ事において、外壁のパネル間の目地のシーリングは、二面接着とした。 

ALCパネルを外壁の縦壁として取り付ける構法としては、スライド構法に比べてロッキング構法のほうが、 建物の変形に対する追従性が優れている。