ル・コルビュジェとジョサイア・コンドル
今日は『施工』をやるつもりが、ちょっと拒否反応が出たので、少しやり方を変えて、通勤の移動中に「つづけるにっき」さんの英語講座をチェックすることにしました。カタカナの専門用語が多くて、身近に感じることができなかったのですが、言葉の意味を違った形で覚えると、新鮮でいいですね。グローバルな感覚にもなれます。
職場で急に「ロンシャンの礼拝堂」を見たくなり、お昼休みに写真を眺めていました。外観にほっこりします。
ロンシャン礼拝堂 | ル・コルビュジエとパリの建築を訪ねて(フランス)No.9 | Tabi/世界の建築 | お知らせ | デザイナーズマンション,株式会社リネア
『ロンシャン教会堂(フランス)は、コンクリートのもつ重量感を巧みに引き出し、彫刻作品を思わせる独創的な建築物である。』
(平成5年No.1)⇨ ○
☆シェル(貝殻)構造を採用し、主要な構造部材は鉄筋コンクリート。コルビュジエがサヴォア邸などで主張していた「近代建築の五原則」に基づく機能性・合理性を重視したモダニズムの表現とは異なり、さらに新しい可能性を追求したもの。
ル・コルビュジェというと、上野の「国立西洋美術館」。初めて行ったときは、本当に感動しました。コルビュジエさんの元で学んだ前川 國男・坂倉 準三・吉阪 隆正。3人の建築家が中心になって形にしたと聞きました。印象的なピロティ、回廊上になった空間を散策しながら、絵画を観るのが、とても心地よかったことを覚えています。もう10年ほど前の話で、ちなみにこの時は「江戸東京たてもの園」で前川國男自邸も見学したんだった… 東京建築散歩です。
話題に出てきたので、代表的な作品を調べることにしました。(覚えてないんかい!)
① 前川 國男
「日本住宅公団の晴海高層アパートは、2戸×3層の6住戸を1単位とし、3層ごとに共用廊下を設け、そこから上下階の住戸に階段でアクセスするスキップアクセス形式を採用した都市型高層賃貸集合住宅である。」
(平成24年No.2)⇨ ○
☆晴海高層アパートは、コルビュジエの ユニテ・ダビタシオンを強く意識している。
「ユニテ・ダビタシオン(ル・コルビュジエ)は、メゾネット型住戸を主とし、多様な施設を複合した高層集合住宅である。」
(平成22年No.12)⇨ ○
・東京文化会館←こちらも上野にあります。
② 坂倉 準三
昨年、神奈川県立近代美術館鎌倉館(坂倉準三設計)と、世界遺産に登録されたばかりの国立西洋美術館本館(ル・コルビュジエ設計)とを混同させた出題がありました。
さらに「旧岩崎邸住宅(庭園)」にも行ったのですが、まるで辺りは別世界でした。特に洋館が特徴的で、観光客に交じって、ガイドさんの話を聞くことに… たしか、ジョサイア・コンドルさんの名前を言っていたような気が…Wikipediaをチェック。『1896年(明治29年)に竣工し、岩崎家の迎賓館として用いられた西洋館である。木造2階建、屋根はスレート葺き、外壁は下見板張りとする。お雇い外国人として来日し、独立後は三菱・岩崎家の仕事を数多く手がけたジョサイア・コンドルの設計である。』やっぱりそうでした… 第2回のウラ模試に「ニコライ堂」の設計者として出題されていたので、確認しておくことにします。