とりこぼしチェック(H15・H16・H17構造)
これで、『構造』は一通りチェックが終わります。平成16・17年度は、比較的易しい問題だったので、予定より早く出来ました。
☆ 平成15年
【問11】数値を要チェック!
○ 壁式鉄筋コンクリート構造において、地上3階建の建築物における各階の耐力壁については、その厚さを1階・2階では18cm以上、3階では15cm以上、かつ、構造耐力上主要な鉛直支点間の距離の1/22とした。
【問12】
【問14】適当な枝
【問18】適当な枝
・基礎部材の設計において、接地圧を求める場合に考慮すべき荷重には、「上部構造から伝達される軸方向力・水平力・曲げモーメント」、「基礎の自重」及び「基礎直上の埋戻し土の重量」がある。
【問20】
○ 「曲げ降伏型の柱・はり部材」と「せん断破壊型の耐震壁」により構成される鉄筋コンクリート構造の建築物の保有水平耐力は、一般に、それぞれの終局強度から求められる水平せん断力の和とすることはできない。
(補足)一般に、「せん断破壊型の耐力壁の終局強度から求められる水平せん断力」と「せん断破壊型の耐力壁が破壊した時点における、曲げ降伏型の柱・梁部材の強度から求められる水平せん断力」の和とすることができる。
☆ 平成16年
【問10】
○ 地上2階建の建築物の布基礎において、基礎の根入れの深さは地盤面下45cm以上かつ、凍結の恐れの少ない位置とした。
【問18】
○ 長い杭において、杭頭の固定度が小さくなると、「杭頭の曲げモーメントの値」は小さくなるが、「杭の地中部最大曲げモーメントの値」は大きくなる。
【問22】適当な枝
・集成材のアーチ材を製造する場合、アーチ材の湾曲部の曲率半径が小さいほど薄いひき板(ラミナ)を用いる。
【問23】
○ 普通コンクリートのスランプは、品質基準強度が33N/mm2未満の場合、18cm以下とする。
適当な枝
☆ 平成17年
【問7】適当な枝
・ガスト影響係数Gfは、風の時間的変動により建築物が揺れた場合に発生する最大の力を計算するために用いる係数である。
【問8】
○ 積載荷重及び固定荷重は鉛直方向にのみ作用するが、地震力は水平方向に、風圧力は水平方向と屋根に垂直方向に作用する。
【問10】
○ 地上2階建の木造の建築物において、柱の小径については、所定の構造計算を行わない場合、構造耐力上主要な部分である横架材の相互間の垂直距離の1/33~1/20の値とした。
【問13】適当な枝
・梁において、長期荷重時に正負最大曲げモーメントを受ける断面の最小引張鉄筋比については、「0.4%」又は「存在応力によって必要とされる量の4/3倍」のうち、小さいほうの値以上とした。
【問15】
○ 高力ボルトにせん断力と引張力が同時に作用する場合、高力ボルトの許容せん断力は、引張力の大きさに応じて低減させる。
【問17】適当な枝
・柱・梁に使用する材料をSN400BからSN490Bに変更したので、幅厚比の制限値を小さくした。
【問18】適当な枝
・地下外壁に作用する水圧は、水深に比例した三角形分布とする。
【問19】適当な枝
・杭基礎に作用する主な引抜き荷重には、「常時及び洪水時における建築物の地下部分に作用する浮力」、「地震時や暴風時における建築物の転倒モーメントによる荷重」等がある。
【問23】適当な枝
・木材が常時湿潤状態にある場合、強度にかかわる含水率影響係数Kmは、含水率が繊維飽和点以上に達することを想定して0.7とする。