こなす前に考える
今回、一級建築士試験を目指して良かったと思うことの一つが、「ウラ指導」の勉強法に出会えたことです。5月末の『法規』の講習会で衝撃を受けました。今までは与えられたことをただこなすだけの勉強をしていましたが、問題をどのようなプロセスで解くのか、自らで考える力が必要なんだと。さらに、『構造』『施工』講習会では、難しいという先入観が徐々になくなり、建築そのものの魅力を感じるまでになりました。
資格学校とは違い、ワークショップのような形式で行われる講習会は、とても解放感があります。まわりはみんなライバルではなく、大切な仲間。講習会に出てみてわかったのは、解き方のどこでつまづいているのか、あやふやになっているのかは、他の方とも共通していて、そこを出題者は突っ込んでくるのだということです。
このことをきっかけに、このブログでも、アウトプットしながら、考え方を身につけていくようになりました。何よりも講義を受けてみて、先生方のような一級建築士になりたいという目標もでき、さらに勉強に対する意欲も高まりました。勉強だけでなく、仕事や日常生活においても、この考え方をこれからも大切にしていきたいです。人生は日々勉強ですからね。
追記:森 絵都さんの「みかづき」で展開される教育論にもリンクしていて、面白いです。
学校では順位を争い 蹴落としていくような競争心で戦い 仲間がいる方が無駄だとまで思った時もありました。でもウラ指導は違う。
— panda (@18Chisako) 2017年7月26日
出題者とのコミニケーションが問われる以上必然的に色々な考え方に触れる必要がある。