きょうのエスキス

一級建築士試験の合格を目指して奮闘中。静かにじんわりと、日々の振り返り。自分のための。B面。

過去の失敗を糧にする

私は、製図試験を2度(H17・H18)受けたことがあります。昨日の製図試験.comの講義を聞いて、今年の設計課題で、過去の失敗を糧にするチャンスが来たなと。

まずは、構造計画です。平成17年の本試験は、「防災学習のできるコミュニティ施設」でした。実際に施設見学で、阿倍野防災センターにも行きました。イメージもできていました。ところが、本試験で出題されたのは、既存部を活用し、新設部と両方を計画するというもので、エキスパンションジョイントも出てきました。さすがにこれにはひっくり返りました。「共用部門のエントランスに吹抜」はよくあるパターンですが… プランのしやすさで、既存部にメインアプローチを計画すると、吹抜が必要となり、これが命取りに。既存部の主要構造部を撤去することは、なんと即失格だったのです!冷静に考えると、たしかにそうなんですが… ちなみに、防災学習部門の展示ホールにも、同じく吹抜が必要で、既存部に設けると、やはり即失格。そして、私もこのトラップに引っかかり、撃沈。ウラ指導の本によると、ランクⅣが43.7%で過去最高だったようです。おそらくパッと見ではねられたと思われます。今年の本試験だと、答案用紙のレイアウトによっては、作図する際に、上下階不一致(即失格)になりやすいので、要注意だと先生はおっしゃっていました。

平成18年の本試験は、「市街地に建つ診療所等のある集合住宅(地下1階、地上5階建)」でした。2年目はカド番の年だったので、N建でとにかくたくさんの課題をこなしました。どんなに窮屈な設計条件でも、なんとか所要室が収まるプランにまとめることができていました。ところが、本試験で出題されたのは、住戸が少なめのスカスカなプラン。そして、まさかの北側道路と南側道路の2Mのレベル差と地下駐車場。地下駐車場、地上駐車場、居住者用駐車場、利用者用駐輪場、レストラン、エントランス、居住者用エントランスと、アプローチが多く、ゾーニング(コアゾーンを含めた)も基準階の計画もまとまらず、最終的にただハコに当てはめただけのプランになっていたのだと思います。

じつは、今年の設計課題を解いてみると、共通点が多く、今から考えると、レベル差処理、敷地でのアプローチの考え方、各部門の動線、住戸の採光・日照・通風の配慮や、地階部分と地上階部分の計画が構造的に整合性がとれていないことを思い知らされました。これらすべて今年も重要なポイントになってくるので、攻略したいと思います。要求図書の「地下一階平面図」、注の「斜面地を考慮した建築物の計画」もあることだし、地下駐車場とレベル差処理は、確実に押さえておこう!