きょうのエスキス

H29一級建築士製図試験を終えて、また一歩踏み出します。じんわりと日々の振り返り。自分のための。B面

Low-Eガラスの使い分け

パッシブデザイン、環境負荷低減を考える上で、Low-Eガラスの使用も検討項目に入ってきます。まず、学科の時に引っかかっていた、Low-Eガラスを室内側に入れるか、室外側に入れるかという疑問。あれから、そのままになっていましたが、じつはかなり重要なことでした。

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図はYKK AP さんよりお借りしました。室内側が「高断熱タイプ」と室外側が「遮熱(高断熱)タイプ」だったのですね!じつは、学科のウラ指導一発逆転模試で、この違いが間違いの枝で出題されていました。

ところで、Low-Eガラスのこの違い、何が重要かというと、方位によって、「高断熱タイプ」と「遮熱高断熱タイプ」の使い分けが必要のようなんです。

① 南面には「高断熱タイプ」

→ 遮熱性能が高いと、夏の日差し(日射)をカットには役に立つが、冬期に取り入れたい日差しをもカットすることになってしまう。夏期は太陽高度が高く、南側の日射は軒の出や庇でカットできるので「高断熱タイプ」を選択する。

② 北面には「高断熱タイプ」

→ 北面の窓ガラスは冬場に結露が最も発生しやすい。また、北面はほとんど日射の影響を受けないので「高断熱タイプ」を選択する。

③ 東・西面には「遮熱高断熱タイプ」

→ 東・西面の夏の日差し(日射)は太陽高度が低く、軒の出や庇では遮れないので、「遮熱高断熱タイプ」を選択する。

※ 冬期の東西からの日差しは時間が短いので、東西面は夏場対策が重要になってきます。

学科試験をまたいで、ようやくスッキリしました。