へろへろになっても
いよいよ明日は学科試験の合格発表です。私は合格基準点ギリギリなのですが、週末になり、一気にその不安が押し寄せてきました。基準点が上がるんじゃないか、マークミスがあるんじゃないかと。自己採点するまで、こりゃまた来年だ!と思っていたくらい、吹っ切れていたのに。ほんとに欲深いなぁ。そんな状況のなか、今まで一緒に学科・製図試験の勉強をし、背中を押してくれた、けい子さん。講習会が終わった後、タリーズでお茶をすることになりました。けい子さん、私が席をしばらく離れ、戻ってきたら、コーヒーアドバイザーである店長から、珈琲の淹れ方を実演で教わっているではありませんか。とにかく自由で気さくで。すごくホッとしました。
初受験のときは大手の資格学校に通っていましたが、競争がとにかく苦手な私は、久しぶりの受験で、建築士会を選びました。資格学校だと「難しい」という教えこみを強化されそうな気がしていたからです。5月以降のウラ指導を含め、受講生の伸びしろを大切にしてくれる、穏やかな先生方ばかりで、今となっては本当に良かったと思っています。さらに、昨日、建築士会の先生は、私が持っている「製図試験のウラ指導」の本を指差し、「これきちんと読んでるか?今しんどくても、完璧に読みこんだら、絶対受かるから。」と、まさかのウラ指導押しで、ビックリでした。
ということで、本に掲載されている、平成15年の本試験課題「保育所のある複合施設」の標準解答例を、けい子さんと見てみることにしました。モーリィ「建物内に駐輪場があります。」けい子さん「あれっ、建具が入ってるね。」課題文をチェック。モ「所要室に駐輪場が書かれてありました。しかも、『採光に配慮した計画とする』とあります。」け「保育所だから、子どもさんたちの出入りがわかった方がいいもんねー。駅前の駐輪場とは違うもんね。」こだわりや思いこみがあると、大切なポイントを読み落としてしまうことがよくわかりました。今日は過去問をじっくり見て、自分なりにポイントを押さえていこうと思います。じつは、学科試験を受けて、へろへろになりながら気づいたんです。自分の神経の図太さに。どちらにしても、受かるまでやり続けると決めました。
今年の学科試験,初っ端の計画から新問続出で受験生達はパニック.通学しようが,独学で戦おうが,そこで心を折られなかった受験生が勝ち残れます.この話は,今年の製図試験でも一緒です.#一級建築士 #試験
— 荘司 和樹 (@penzo410) 2017年8月9日
どうしてもやらねばならないことならば、思いきって懐に飛び込もう。繰り返し飛び込んでいるうちに慣れてきて、得意分野に変わっていく。製図試験も、仕事も、人生も同じ。#一級建築士
— 荘司 和樹 (@penzo410) 2017年8月23日