停滞期を乗り越える
試験まで1ヶ月を切りました。スランプをなんとか脱して、メンタル大丈夫!と思った矢先に、台風の影響で停電やら、家の修復やらで、物理的に勉強がしづらい状況になり、あっという間に、大切な3週間が過ぎ去ってしまいました。けれど、私にとって、この停滞期は、わるいことばかりではありませんでした。
大空間の配置
しばらく更新が途絶えてしまいました。先日の台風21号の影響で、自宅は停電中。友人のサロンに早速おじゃまして、課題の解き直しをしたり、めげそうな気持ちを、なんとか持ち直そうとしています。ただ今回のことで、意外な発見もありまして。夜に限っていえば、電化製品の音、照明器具のない環境は、かなり静かで、月明かりもきれいに見えるんです。せわしない世界から解放され、よく眠れたので、案外わるくもないなぁなんて。
今回は「大空間の配置」について、私の弱点をシェアしようと思います。じつは、ウラ指導さんでいうところの、【AP/Z】を無視して、いきなりプランニングに入ってしまうのです。特に、今年の本試験課題対策に入ってから、前からのわるいクセが再浮上したといいますか。先日、H14過去問の設計条件に近い添削課題を解いてみました。すると、プール以外に屋上庭園が出てきただけで、ゾーニングがわからなくなり、一からプランニングをしてしまっていたのです。もしや、これが以前指摘された「非効率」の原因かなと思いました。
製図試験.comさんのメルマガを毎朝チェックしているのですが、そこにはこう書かれてありました。
オリジナルな表現や考え方は一切不要です。
なのになぜ毎回プラン
エスキースという言葉に幻想があるから
そこで必要な力は、プランニング能力ではなく
1)問題点を把握する力
2)その上で、どのパーツが最適なのかを判断する力
3)ケースにあわせてそれを調整する力
4)ミスがないようチェックする力。
です。まあ、これを製図試験用のプランニング能力と言ってもよい
一般には
1)問題文を読む
2)その問題文に合わせてプランニングする。
3)チェックする。
でしょう。面積を納めるために新たにプランニングしているだけの
そうではなくて、読解時に拾った問題点を解決するパーツを思い出
続く
学習環境について
ククリと動線マーキング
また、全体的な立体構成を言葉で説明できるようにとのことなので、これから訓練していきたいと思います。ちなみに、勝手にストーリーをつくる傾向にあるため、「建築雑誌の解説のような記述は不可。問われていることを簡潔に記述しよう。論点の絞り込みが大切です。」とメッセージありました(^-^;
受験生としての苦悩
あれから試行錯誤しながら、課題に取り組んでいました。受験生仲間のいるTwitterも再開し、勉強の様子を報告をしていました。やっと軌道に乗ってきたなと、そんな時に… 勉強法について、ダメ出しがありました。
後半戦へ突入
プロセスを理解してもらうための教材なので、製図受験を1度でも経験している受験生であれば、早すぎるとか、手遅れといったように、
また、試験直前まで課題を解くごとに何度も見返すと時間がたつごとにより理解が深まるとの感想も頂戴しています。
試験は年に一度のチャンスですから、
「計画の要点」を見直す
製図試験の勉強は、学科と違い、どれくらいのボリュームがあるのか、全体像がつかめず、今まで思いつきでやっていたところがありました。そのため、明確な目標もなく、勉強時間を確保しても、とりかかるまでの時間が長いのが課題でした。そこで、先日からtime treeというアプリを使って、スケジュール管理を行うことになりました。みなさんとも予定をシェアできるので、ひとの視線を意識できるようになり、適度な緊張感があって、なかなか良いです。
今回は「計画の要点」の記述についてです。模試を見直すと、要点の記述なのに、① ポイントがずれている。② 勝手なストーリーをつくっている。で、要点が伝わりにくい表現になっていました。
そこで、何が原因か探っていったところ、①解答例の文章を理解を深めずに、暗記していた。 ② 覚えやすいように、自分の言葉に置き換えたため、意味を取り違えていたり、あいまいな表現になっていた。③ 時間に追われ、焦って読み返さず、書きっぱなしになり、文章が成立していなかった。ということがわかりました。チーン。
ということで、これからは、① 必ず内容を理解してから暗記する。理解できていない言葉を使わない。② 解答例よりキーワードを集め、それを使いながら、自分で文章を組み直してみる。③ 主語+述語+目的語で、文章として成立しているか、読み返してみる。を実践してみます。