きょうのエスキス

一級建築士試験、R2学科復活合格。製図が鬼門。R3は自分に負けない年にする!じんわり日々の振り返り。

「みんなの学校」上映会&トークセッション

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昨日は、小学生や保護者を含めた一般の方から

大学生、弁護士、教師、教育委員会の方々まで

300名ほどが参加されていました。


トークセッションでの木村 泰子前校長の言葉

にはさまざまな思いが込められていて

自分のなかから失われていた何かが再び

よみがえったような歓びを感じました。

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学校は、子どもたちの学びの場です。

教師は、「教える専門家」ではなく

「学びの専門家」でなければなりません。


ひとつの事象をどの立場でみるか…

友達とのトラブルが起きたとき

教師が安易な言動やジャッジをしてはいけません。

教師にできることは、その子どもの今持っている

言葉、伝えたいことを、相手の子どもにわかるように

「通訳」することです。

命令や指示でひとのこころは動きません。


子どもたちがこれからどんな社会をつくっていくか…

どんな力をつけさせたいか…

多様性こそ進化の原動力ですが

それには、多様な大人が必要です。

親や教師だけではなく、保護者、家族、地域

教職員、ボランティアが支援しています。

うるさくても、どんな環境でも学ぶのは自分。

混ぜこぜの社会(国際社会)で生き抜く力

自分のニーズと合わない人との関わり方を知って

おくことは、とても大事なことです。

どんな個性でも、「差」ではなく「違い」です。

ひとを大切にしながら、自分の意見を持ち

表現し、チャレンジしていってほしいです。


主催者(大阪弁護士会)側の質問

「違った個性の子どもたちが一緒に学び合う必要性は

十分わかりましたが、まわりの子どもたちの目に見える

学力はどうなんでしょうか?」


学力調査は評価にかわると、格差を生みます。

そこで、今までは「全国学力学習状況調査」を実施

していませんでしたが、大空小に関わるみなさんの

要望を受け、昨年度実施したところ、その結果は…

(下の写真をご覧ください)

子どもは子どもどうしで学び合う力が、真の学力に

つながることを証明してくれた気がします。

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