夢中になる
自分を拡げ、生活を見直したいなぁ。 これからは、自分の生活を高める感性、創造的な思考を身につけて、仕事にも生かしていきたいなぁ。そんなことを考えていました。絵本、雑貨、手作り、音楽、映画、おいしいもの… 20代で影響をうけたのが、杉浦さやかさん、カンバラクニエさんでした。さやかさんといえば、かわいい絵と飾らない言葉でつづられた『絵てがみブック』『お散歩ブック』『わたしの日曜日』。どれも生活の工夫がもりだくさん。心地よい言葉のリズムに、イメージがどんどんふくらみ、新しいアイデアや遊びゴコロもわいてきたものでした。こころを奮い立たせるときにもよく読んでいたなぁ。今は『すくすくスケッチ』を連載されています。
クニエさんといえば、Orange Pekoe のCDジャケットでおなじみですが、私にとっては「KUNIE NEWS PAPER」。当時カンバラクニエ会のHP（現在はこちらで読むことができます⇨http://www.kuniekai.com/）にあった、妹のヨシエさんとお二人で作られた手書きの新聞で、本人たちは家内制手工業だと語っていたような…小学校の頃に書いたような、なつかしいレイアウト。農学部で昆虫の研究をされていたクニエさんの視点がシュールで、おもしろかったなぁ。仕事の合間の癒しにもなっていました。現在のライフワークの原点は、お二人にあるのかもしれないなぁ。歳も近く、感覚も近いせいでしょうか？会ったこともないのに、イラストエッセイを見ると、まるで友だちのように、一緒に歩んでいるような感じがするんです。おもしろそうなことには、とりあえず首を突っ込みたい。そんな仕事に対する姿勢も大好きだし、見習いたいなぁって改めて思いました。
