きょうのエスキス

一級建築士試験、R2学科復活合格。製図が鬼門。R3は自分に負けない年にする!じんわり日々の振り返り。

揺れ動く心で考える

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すでに人生の半分ほどを過ごしてきましたが、よく考えてみると、他人の顔色を気にせず、自分の考え方を曲げていないことが一つありました!今日、友人が「こんなん見つけたよ。」とあるリンク先を教えてくれました。

結婚する意味がわからない人たちへ

現代社会のしあわせを考える言葉

http://logmi.jp/142567

『分かち合いながら、どこの方向に向かうかわかんないけど、一緒にこっちのほうに向かって歩こうよ、みたいな感覚のパートナーがいるっていうことがいろんな意味で支えになってる。』

そう、そう、これなんです!これだけはバカなふりができなかった… 誰がどう思っても、自分の気持ちに絶対ウソはつきたくない!と。この人と思える人と一緒に、適齢期も自分で決めると。自分に足りないものを相手に求めることもしたくはありませんし。世間体にふらふら流され、その場しのぎの自分のまま、焦って相手を探すということができませんでした。そんなの相手に失礼ですからね。とことん正直者のバカであります。

初対面で年齢を聞かれると、必ず結婚しているかを聞かれます。そして、それに答えると、一括りにカテゴライズし、価値判断されます。私の場合、まわりの人たちは納得しつつも、子どもを産める年齢もあるから、そろそろ考えた方がいいとか、子育てを経験しないと、人間的な成長ができないとか… どんどん突っ込んでくる(あまり気を遣われていないので気楽ですが)ので、こちらも相手のノリに合わせて、今までは自分を傷つけないように、適当に受け流して答えていました。

しかし、先日 20歳の男子大学生と話をする機会があり、自分から年齢を伝えると、「今までどんな仕事してこられたのですか?」と聞かれ、それに答えると、「その生き方いいですね。」と今までとは違う答えが返ってきて、ビックリしました。お母さまは私の2歳上らしいですが。世代間ギャップで、結婚するのが当たり前とは考えていないようです。アウトドアの話で盛り上がりました。読書会の男性メンバーもひと回り離れていますが、そんな感じだなぁ。

社会のなかで「誰かの妻、母」という役割を持ち、家族や自分を守る生き方もありますが。共感力はある方だと思っていたけれど、悩みを共有するよりも、遊びごころを持って、可能性に向かって広がっていく生き方が自分には合っているのだなと。女性も興味の幅を広げて、男性の思考や知性を取り入れることも必要だなと。

私が憧れている女性の一人が俳優で作家の岸 恵子さん。 長年のパリの生活で育まれた感性や清々しい振る舞いはとってもステキです。最後に…岸さんが、ある雑誌で印象に残ったコメントを。「今の日本の女性は、やけに強く見えますね。もう少しだけ謙虚になった方がいいと思いますね。十を聞いてもやっと一くらいしか分からないんだという精神を持っていてほしいわ。それにやはり、もう少し本を読んで、言葉を知って、寛容さを身に付けてほしいですね。」今日の話にオチはありません。人生はおもしろい。