きょうのエスキス

一級建築士試験、R2学科復活合格。製図が鬼門。R3は自分に負けない年にする!じんわり日々の振り返り。

待つことの意味

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ユニットケアは、難しいことをするのではなく、ごく当たり前の普通の生活をその人らしさで暮らせるかどうかですね。失敗ではなく、2週間でコミュニケーションができるようになったことは大きな成果と思います。変化は急激ではなく、ゆっくりしたものですよね!』

介護福祉士の初めての実習で、「コミュニケーションに失敗した」と書いたときに、返ってきたメッセージです。今これを読んでみて、実習に限らず、あらゆる人間関係にあてはまるのかもとゾクッとしました。私が働きかけることによって生じる、相手の表面的な反応や変化に、自分自身の存在価値を見出し、満足していたのです。「ありがとう」と言われることに、仕事のやりがいを見出すなんてと言っていた私がです。こんなの相手への押しつけでしかありません。また、人間関係はその場だけで、長くは続かないとどこか諦めていたところがあり、相手の変化を待つことができなかったのです。このように、記録を書くことによって、自分の浅はかさがどんどん浮上し、時には「信頼関係」の言葉の使い方で、リーダーから1時間半指導を受けるということもありました。信頼関係はそんなに容易いものではないといったものでした。

「相手を信じる気持ちがその人のエネルギーにもなる。」ある先輩が私たちに教えてくれた言葉です。私はどこかで人を信じることができていませんでした。自分へのこだわりや愛着が薄れてくると、他者に対しても、あちこちに目移りし、その人を信じきること、長く愛し続けることができないのだなぁと。まずは自分のなかに安心感を作っていこう。最近、目から"うろこ"が落ちまくりです。なんか知らんけど… 人生はおもしろい。