Smells Like Teen Spirit
たまたま夜中にテレビから流れてきた、Nirvana の「Smells Like Teen Spirit」。私にとって、今まで聴いてきた音楽のなかでも、衝撃が走ったのがこの曲でした。新入生として、大学の構内を歩いていたときでした。FSS(軽音楽部)の先輩たちのコピーを聴き、一瞬で惚れこんでしまいました。今から考えると、中高時代の自分を引きずるのがイヤで、地元や家族から逃げるように、進学先を京都の学校に決め、下宿を始めたため、どこか切なさ、虚しさ、寂しさが入り混じっていました。そんな思春期の心の闇に共鳴したんだと思います。
「悪の表現」、人は暗闇の底からまっすぐ白い花を咲かせるように表現する。https://t.co/5ebMFu21Fd … おとなの小論文教室。本日更新!
— 山田ズーニー (@zoonieyamada) 2016年6月8日
「ニルヴァーナが好きだ」というと、曲調がハードなため、驚かれることが多いのですが、偽りのない、ストレートな表現が私にはぴったり合うのです。ズーニーさんの記事を読むと、ニルヴァーナの音楽によって、自分の「悪」を昇華していたのかもしれないなと。この先輩たちの影響で、FSSに入部し、ドラムを担当することに。空き時間を見つけては、ボックス(部室)に入り浸って、練習していたものです。私の好きな、オードリーの若林さんもニルヴァーナを聴いているらしく、読書好きで、人見知りなひとの方が、むしろ好むのかなぁと考えていました。消化試合のような、空虚な日々を過ごすくらいなら、いつかではなく、今立ち向かわなければ。青春だなぁ。どんと来い!私が決める!!