麗しのサブリナ
「では、またね。」日常使っていた言葉ですが、その次があることはほとんどないことに気がつきました。そう思ったら、好きな友人たちに会いたくなって、この3日間転々としていました。すると、そこにはキュートさとシビアさが同居した各々の世界観が拡がっていました。みんなのギャップに驚きながら、自身も感受性の振り幅が大きいなぁ、類友だなぁと。学生時代にニルヴァーナにはまった私は、一方でスポーティなオードリー・ヘップバーンのスタイルにも憧れを抱いていました。作品では「ローマの休日」とはまた違った魅力のある「麗しのサブリナ」です。
ざっとあらすじを言うと、 大富豪ララビー家のお抱え運転手のおてんば娘サブリナは、一家の次男でプレイボーイのデヴィッドに密かに恋をするも、失恋し、失意のどん底。傷心のサブリナは、二年間をパリの料理学校で過ごします。 しかし、帰ってきた時には、それは見違えるほどシックな令嬢に。デヴィッドはドギマギです。彼女に夢中になり、結婚したいと言う弟を心配した長男のライナスは仕事一筋のマジメな紳士ですが、2人の結婚に反対していた彼までもサブリナに心惹かれていき…。パンツから艶やかなドレス姿に。現代のシンデレラ物語です。
サブリナは、長男ライナスを選ぶのですが、やっぱり女性は最後は心優しいひとに夢中になるのだと思います。 三回ほどこの作品を見たのですが、視点を変えてみると、毎回違った楽しみ、面白さがあって趣深いですね。どちらかというと、ショートヘアで活発な印象を持たれがちなのですが、今年に入って、髪を伸ばし始めました。サブリナに漂う品格は、内面の美しさが大きいように思うのですが、当時ファッションなどを真似したように、どこかに変身願望があるのかもしれません。新卒で入社した頃、ペアを組んでいた八木さんの歳になり、その聡明さの象徴がさらさらのロングヘアだったこともあります。以前この作品を紹介したとき、学生時代の友人からメッセージをもらいました。久しぶりに家でゆっくり観ようかなと思います。
モーリィさんへ
まだ未見の私…モーリィさんのシンプルな中にスパイス効かせたお洋服のルーツになっているのですね~なるほどo(^▽^)o
ヘップバーン作品でおすすめしたいのは『シャレード』(1963/米)です(^◇^)
推理小説みたい感じでのストーリー、H.マンシーニの音楽、クレジットデザイン、もちろんオードリーのファッションも素敵です(*^ー^)ノ
役者陣もなかなか魅力的で昔に観ましたが…かなり引き込まれていきました(^_-)☆
もし未見ならお試しあれ~(´∀`)