壁式構造のまとめ
【壁式構造】
・壁式鉄筋コンクリートは地上階数5以下、軒高20m以下、各階の階高3.5m以下とする。
⇨ 階高の制限がないのは、層間変形角が1/200以内であることと、保有水平耐力が必要保有水平耐力以上であることが確かめられた場合とする。
★耐力壁の壁量
・壁式鉄筋コンクリート造の4階建の建築物において、2階の耐力壁の壁量を12cm/m²とした。
・壁式鉄筋コンクリート造(5階建)の1階のはり間方向及びけた行方向の壁量は、それぞれ15cm/m²とした。
す・壁式鉄筋コンクリート造の耐力壁の設計基準強度が18N/mm2を超える場合は、必要とされる壁量を低減できる。
★耐力壁の厚さ
・壁式鉄筋コンクリート造の耐力壁の厚さは、1階から3階までを180mmとする。
・壁式鉄筋コンクリート造で土に接する地下階の耐力壁の厚さは、1cm増して19cmとするか、20cmとする。
・壁式鉄筋コンクリート造において、3階の耐力壁の厚さを200mmとしたので、鉄筋は複配筋とした。
・5階の耐力壁の壁厚は、最上階15cm以上かつh/22以上、その他の階18cm以上かつh/22以上とする。