コンクリート工事の暗記まとめ
昨日はやり残していたウラ模試第1回の『計画』『環境・設備』『法規』を解きました。(『構造』『施工』はウラ指導さんの解き方ワークショップで、すでに解説を聞いています)
試験結果は、計画 18/20点、環境14/20点、法規25/30点でした。やはり、覚える数値の多い『施工』『構造』を攻略することが、第一優先だなと思いました。暗記ならまだ今からでも間に合います。受験生の得点率の高い問題のとりこぼしを防ぎ、得点アップにつなげていくにも、一番効率が良さそうです。これからどんどんつめこんでいきます。詰め放題です。
【コンクリート工事】
★レディーミクストコンクリート
・レディーミクストコンクリートの発注において、呼び強度を保証する材齢を28日とした。
・レディーミクストコンクリートは、荷卸し直前にトラックアジテーターのドラムを高速回転させてから排出した。
・レディーミクストコンクリートの受入れ検査は、施工者が実施した。
・受入れ時の検査は、呼び強度が27の1工区の打込みの量が130m3/日なので、圧縮強度試験を1回行った。
・受入検査時における輸送時間の確認は、運搬車ごとにレディーミクストコンクリート納入書により行った。
・同一打込み工区は、2つ以上のレディーミクストコンクリート製造工場のコンクリートが打ち込まれないようにした。
・スランプ18cmのレディーミクストコンクリートは、受入れ時のスランプ試験の結果が20cmであったので、合格とした。
・空気量4.5%指定のレディーミクストコンクリートは、受入れ時の空気量が5.8%であったので、合格とした。
・単位水量180kg/m3のコンクリートは、運搬車ごとの製造管理記録により単位水量が180kg/m3から、合格とした。
★寒中コンクリート
・寒中コンクリートの供試体の養生は、打込みコンクリートとできる限り同じ温度条件とする封かん養生とした。
・寒中コンクリートの打込み時のコンクリートは、水、骨材を加熱して良いが、セメントは加熱してはならない。
・寒中コンクリートの初期養生の期間は、打ち込まれたコンクリートの圧縮強度が5N/mm2に達するまでとした。
・寒中コンクリートの施工において、打込み時のコンクリートの温度が10~20°Cになるように管理する。
・寒中コンクリートの温度管理は、打ち込まれたコンクリートのうち、最も温度が低くなる部分を対象に行った。
・寒中コンクリートの適用期間で、十分な温度上昇が見込まれる場合は、承認を得て温度の下限値を5°Cにできる。
・加熱養生の終了後は、コンクリートが急激に冷却したり乾燥したりしないようにする。
★高強度コンクリート
・高強度コンクリートは、中性化や塩化物イオンの浸透に対する抵抗性に優れているので、耐久性が向上する。
・高強度コンクリートの施工は、練混ぜから打込み終了までの時間を、外気温にかかわらず120分を限度とした。
・高強度コンクリートにおいて、設計基準強度が50N/mm2の場合、荷卸し地点におけるスランプを23cmとした。
・設計基準強度60 N/mm2の高強度コンクリートの流動性は、スランプフローが60cm以下とした。
・高強度コンクリートの計画調合の品質等は、実機プラントを用いた試し練り及び施工試験により行った。
・高強度コンクリートの塩化物イオン量は、鉄筋腐食抵抗が普通コンクリートと同等以上なので、0.30kg/m3以下。
・高強度コンクリートは、コンクリートの強度、配筋状況等に応じて、1層の打込み高さ及び打込み速度を決定した。
・圧縮強度の試験回数は、打込み日ごと、打込み工区ごと、かつ300m3ごとに1検査ロット(試験回数3回)とする。
★高流動コンクリー卜
・高流動コンクリー卜の練混ぜから打込み終了までの時間の限度は、120分とした。
・高流動コンクリートの流動性は、スランプフローで表し、その値を65cmとした。
・高流動コンクリートの施工において、コンクリートの荷卸し時の目標スランプフローを60cmとした。
・高流動コンクリート打込みは、材料分離がなく円滑に流動し充填したので、特に締固めを行わなかった。