鉄筋工事のガス圧接継手
ウラ指導の直前講習会を終えました。昨日も先生が質問タイムをとって下さったり、その後も講習生の方が復習になるからと、引き続きわからないところを教えて下さったり、最初で最後の学科の自主勉強会となりました。励まし合える仲間がいると、とても心強いですね。みなさんのお話を聞いていると、『施工』の知識量がまだ足りていないなと。このブログのまとめに関しても、漏れがたくさんあるので、追記して覚えていきます。
★ガス圧接継手
・ガス圧接を行う場合、圧接部の膨らみの直径は、鉄筋径の1.4倍以上とし、片ぶくらみがないようにした。
・ガス圧接継手の外観検査の結果、圧接面のずれが規定値を超えていたので、圧接部を切り取って再圧接した。
・ガス圧接継手の外観検査の結果、明らかな折れ曲がりを生じて不合格となった圧接部は、再加熱して修正した。
・SD345 の鉄筋のガス圧接継手の外観検査において、圧接部の膨らみの直径が鉄筋径の1.4倍に満たなかったので、再加熱し、圧力を加えて所定の膨らみに修正した。
・ふくらみの頂部からの圧接面のずれが鉄筋径の1/4を超える場合は、切り取って再圧接をする。
・ガス圧接継手において、圧接作業当日に、(社)日本圧接協会認定の鉄筋冷間直角切断機により、鉄筋を切断したところ、ばりが生じなかったので、圧接端面のグラインダー研削を行わなかった。
・ガス圧接継手の超音波探傷試験は、1検査ロットに対し30か所とし、検査ロットから無作為に抜き取ることとした。
・鉄筋のガス圧接継手の外観検査については、原則として、全数検査とした。
・ガス圧接継手において、呼び径の差が7mmを超える場合は、圧接継手を設けてはならない。