石工事の「撤去」、改修工事の「存置」
こちらも問題を解いてみて、混同していることがわかり、調べてみました。意外にシンプルでスッキリしました。勝手に自分の頭の中で難しくしていたようです。
① 石工事
★『存置』が不適当な枝 ⇨撤去する
「外壁乾式工法による鉛直面への張り石工事において、上下の石材間の目地幅の調整に使用したスペーサーは、上部の石材の荷重を下部の石材に伝達させるため、工事完了後も存置した。」(H22問17・H15問18)⇨ ×
外壁乾式工法による鉛直面への張り石工事において、上下の石材間の目地幅の調整に使用したスペーサーは、撤去する。撤去しないと、上部石材の荷重がファスナーではなく、下部石材に伝達されてしまう。
外壁乾式工法による張り石工事において、上下の石材間の目地幅を調整するためのスペーサーを撤去した後に、シーリング材を充填した。(H25問21)⇨ ○
② 改修工事
☆『存置』が適当な枝
「吹付けロックウールによる耐火被覆の施工において、吹付け厚さの確認に用いる確認ピンについては、施工後もそのまま存置した。」(H20問1・H17問4)⇨ ○