まずは面積計算から
ウラ指導に提出した面積表がひさんな状態であることに、一夜経ってから気がつきました。作図してから、庇やバルコニーを足したのが原因です。まず、建築面積ですが、出入口正面にある片持ちの大庇(6m)を足し忘れ、南側にある露天風呂への見下ろしを避けるため、急きょ取り付けた2mの庇は、建築面積に入れたものの、よほどあわててたのか、一瞬バルコニーに見えたのか、なぜか床面積に足されてます。ガーン。庇の上を歩くのかー。さらに、作図をしながら、室外機置場を確保するために、宿泊室に面しない方角にバルコニーを設けるような、珍しいことをしてしまい、そのバルコニーを建築面積、床面積どちらにも足していないわで。
追記:勾配屋根の軒先を2mにしていたので、配置図の屋根面積(軒は両端1m除外)+出入口正面の庇(1m除外⇨柱付きの場合は除外規定なし、柱芯から算入)が建築面積でした。さらに、問題文には、「バルコニーは床面積に算入しない」と書かれてありました。今までこういう読み落としが多すぎました。
面積計算については、以前からいろいろと。仕事で使っているものと同じ型で、大きめの電卓を使っているはずなのに、焦ってミスタッチをしているからか、毎回数字が合わないという… そこで、50×35m程度の横長の敷地の時によく使う「882(42×21)」「588(42×14)」は覚えて、いきなり計算するようになりました。
1 地階で地盤面上1m以下にある部分を除く。
2 軒、ひさし、はね出し縁その他これらに類するもので当該中心線から水平距離1m以上突き出たものがある場合においては、その端から水平距離1m後退した線
つまり「上から見たときの屋根の面積」となり、軒先も1m以上とっていたら、計算対象になるということかー。油断していました。バルコニーや勾配屋根の軒先を1mにしていた解答例を見かけたのですが、建築面積の計算ミスを回避するためだったのかもしれません。
※ 2mバルコニー(軒、ひさし)は、除いた距離が建築面積に該当するので、この場合、1mで建築面積に算入する。
※ 出入口に設ける車寄せのための柱付の屋根は、原則として柱の芯で建築面積に算入する。