きょうのエスキス

一級建築士試験、R2学科復活合格。製図が鬼門。R3は自分に負けない年にする!じんわり日々の振り返り。

解き方の視点

f:id:emicocolo:20170407114019j:plain

一級建築士の受験申込書の配布が今日から始まり、さっそく受付窓口に取りに行ってきました。いよいよだなぁと気が引き締まります。あと3ヶ月半、107日となりました。この時期になると、みなさんもピッチを上げて、勉強を始めるようになります。初年度通っていた体育会系の日建学院とは違い、全日本建築士会はゆったりとした雰囲気なので、焦らず、自分のペースで勉強を継続することができてはいるのですが。まあまあ理解できているでは到底受からない試験だと実感しているので、ここからどうやって、正答率を上げていくか、合格基準点にたどりつくかを考えなくてはなりません。

実際3月にひと通りやった気になって、気が緩んでいたのですが、4月に入り、本格的に過去問を解き出すと、なんとなくわかっているだけだったと痛感させられました。初受験で右も左も分からず、学科試験に合格したときは、まだまだダメだと、がむしゃらに勉強をしていました。しかし、角番を落としてからの再受験で、あと1歩届かなかったのは、このわかったという段階で油断してしまっていたからだと思います。学科試験に一回受かったという傲りも、災いしたんだと思います。出題文のキーワードから、「誤った記述」を適切に見抜けていないことは明らかです。

学科試験では、解き方の視点(フォーカス・ポイント)を適切に見抜けるようになれば、得点もぐんぐん上がると、ウラ指導の先生もおっしゃっていますが、内容を理解してからが、真の勉強のスタートなのです。とにかく参考書よりも過去問を解いていき、文章になれること、間違いの選択肢を中心に解説を読み、出題者のフォーカス・ポイントを知ること、それから数値や専門用語を暗記した方が効率がよいことに気がつきました。日が迫ってきて、焦ったときにも、この考え方に立ち返られるように、今日は書いておきます。