法令集の書き込み
というわけで、予備に当てていたラスト1週間を、今週やる予定だった、ウラ模試の復習をメインにあてたいと思います。そのなかで、あと1点を取るためのポイントや気づきがあれば、アップしていきます。本番まで怒涛の日々となりそうです。2日前のブログの発言は何だったんだ…
ちなみに、ウラ指導の先生によると、法令集の書き込みは、今回「大阪」「神奈川」が厳しくなるとのこと。試験監督の間では周知の事実!?しかし、困ったことに、試験監督の方のなかには基準があいまいで、OKの書き込みであっても、引っかかることがあるようです。その時はしっかりと正しいことを主張して、1時間45分を確保して下さいねと話されていました。(受験生から申告があると、試験監督はすぐ身元がわかり、本部から呼び出しを受けるらしいです。)落ち着いて試験を受けるため、鉛筆書きしたマークを消しながら、ついでに条文を読んでいる次第です。
ル・コルビュジェとジョサイア・コンドル
今日は『施工』をやるつもりが、ちょっと拒否反応が出たので、少しやり方を変えて、通勤の移動中に「つづけるにっき」さんの英語講座をチェックすることにしました。カタカナの専門用語が多くて、身近に感じることができなかったのですが、言葉の意味を違った形で覚えると、新鮮でいいですね。グローバルな感覚にもなれます。
職場で急に「ロンシャンの礼拝堂」を見たくなり、お昼休みに写真を眺めていました。外観にほっこりします。
ロンシャン礼拝堂 | ル・コルビュジエとパリの建築を訪ねて(フランス)No.9 | Tabi/世界の建築 | お知らせ | デザイナーズマンション,株式会社リネア
残り10日あまりとなりました
「人生うまく行かない、自信がほしい!」ゆきづまった時、「こうすれば自信が得られます」と即効エスカレーターのように差し出されるノウハウやセミナー、そこに手を出す前に気づいてほしい。あなたには考える力がある!https://t.co/JVf0sRhyzd …おとなの小論。本日更新!
— 山田ズーニー (@zoonieyamada) 2017年7月12日
「エスカレーター」を差し出されても、結局、自分の道を曲げない..というか、曲げたくない!!と思っちゃうことに気づいて、足踏みしても、遠回りでも、自分で納得いく【歩き方】を模索しながら、気づくと前に前に、未来へ未来へ進んでる自分が、やっと肯定できるようになった気がする。過去は土台。 https://t.co/tJ6n4RTM0D
— どれみ🐼Pada (@PannaPanda777) 2017年7月12日
工事請負契約約款の改正について
おそらくラスト125問目に出題される、『施工』の「工事契約・請負契約」についてです。民間(旧四会)連合協定工事請負契約約款は、今回の試験では、平成28年3月改正版が出題されるようです。ちなみに、今まで解いていた過去問は、平成23年5月改正版がもとになっているので、念のため新旧対照表をチェックすることにしました。
追記:(1)①②③ も「発注者又は監理者に通知する」となります。
↓ ↓ ↓(1)①からの問題です。
H27問25の選択肢3においても、「発注者」でも適当の枝になりますね。
↓ ↓ ↓(1)③からの問題です。
H22問25の選択肢2は、当時は不適当な枝ですが、適当な枝になりますね。
↓ ↓ ↓ (1)④からの問題です。
H21問25の選択肢4も、当時は不適当な枝ですが、適当な枝になりますね。
擁壁の設計
(解説)
直接基礎の擁壁の土圧や水圧等の水平力による滑動に対する抵抗力は、一般に擁壁前面の受働土圧は基礎の根入れが特に深いなどの特別の場合以外は考慮しない。
↓
これは、受働土圧が有効に作用するのは変形が相当進んだあとであること、さらに擁壁前面の土が基礎工事の根切りの際に乱されることが多いなどのためである。
↓
したがって、直接基礎の擁壁において、土圧や水圧等の水平力に対する抵抗力は、砂質土地盤の場合はフーチング底面の摩擦力(粘着力は無視する)、粘性土地盤の場合は粘着力(摩擦力は無視する)のみによるものとする。
耐力壁の配置
今まで過去問を解いていて、特に問題がなかったので、わかっているつもりでいましたが、前回の「鉄骨構造の柱脚」に続き、比較して再チェックすると、基礎力があやういことに気がつきました。基本をしっかり抑えておいた方が、とりこぼしが減らせますね。
★ 耐力壁
・ピロテイ部分の柱の設計では、直上の耐力壁がピロテイ部分の柱に先行して崩壊メカニズムを形成するようにした。
・地震力を受ける耐力壁の耐力は、基礎が引抜きにより浮き上がることによって決まる場合がある。
・耐力壁や筋かいを耐震要素として有効に働かせるためには、床に十分な面内剛性と耐力を確保する必要がある。
・細長い連層耐力壁に接続する梁(境界梁)は、耐力壁の回転による基礎の浮き上がりを抑える効果がある。
・低層建築物の最上階から基礎まで連続していない壁は、力の流れを考慮した設計により、その壁を耐力壁とみなせる。
☆ 耐力壁等の耐震要素は、建築物の中心部に集中するより、外周部に分散して配置するほうが有効である。
鉄骨構造の柱脚その2
鉄骨構造の柱脚については、過去問でサラッと流していましたが、昨日の勉強会で 柱脚の設計は特に重要だとわかりました。今さらではありますが、基本を理解しておきます。
【柱脚の種類】
柱脚の部分は、鉄骨とRCの接合部であり、異種構造間による力の伝達が明確に設計されている必要がある。
① 露出柱脚
基礎梁の上にアンカーボルトを打ち、柱脚をピンとする。露出柱脚に使用する、アンカーボルトの本数は少なく、簡易に止める。
⇨ 回転剛性は低くなるため、上部構造の変形も大きくなりやすい。柱頭のモーメントも大きくなる。
② 根巻き柱脚
基礎梁の上にアンカーボルトを打ち、さらに柱径の2.5倍の長さのRC柱を立ち上げる。
⇨ 柱脚の剛性を高めることができる。
回転剛性が高くなるので、柱脚に作用する曲げモーメントが大きく、柱頭の曲げモーメントが小さくなる。露出柱脚よりも上部構造の鉄骨部材が小さくなる。S柱とRC柱の接合部分による力の伝達が複雑になるため慎重な設計が必要。
左は露出柱脚、右が根巻き柱脚
【H17問17】『柱脚の形式に根巻型を用いる場合、根巻き高さを柱幅(柱の見付け幅のうち大きいほう)の2.5倍とし、根巻き頂部のせん断補強筋を密に配置した。』⇨ ○
③ 埋込み柱脚
基礎部分まで鉄骨柱を埋め込むことで、柱脚を固定端とすることができる。
⇨ 柱脚に作用する曲げモーメントが大きくなるが、上部構造の変形が抑えられる。
根巻き柱脚よりも上部構造の鉄骨部材が小さい断面とすることが可能である。