manaveeからWEB玉塾へ
今年の建築士の勉強で、ネットを活用したのも、独学が意外と自分に合っていると、この時わかったからです。また、塾で働いていることもあり、試行錯誤しながら、勉強法を探っていくことは、受験生である塾生さんの共感・理解にもつながるのではないかと、自身のこと以上にますます興味深くなってきています。今web環境はものすごく整っていますね。英語を勉強しようと調べていたら、スタディサプリを発見。低価格で質の高いアプリのようですね。
そもそも建築士を目指しつつも、なぜ塾の仕事を続けるのかという話なんですがね。さらに、福祉の勉強をしてたのに、どうして教育関係の仕事に就いているのかって話なんですがね。
福祉:支援する(マイナスでよい状態を作る)
教育:導く(ゼロをプラスにする)
「他者に寄り添い、応援したい」と思う気持ちは、じつは福祉の視点ではなく、教育の視点だったのだなと。「可能性が開花する」のを見届けるのが、私にとってのしあわせなんだなと。
さて、「manavee」に話を戻すと、今年の3月に運営を終了してから、新たに「MANAVIE」というサイトが立ち上がっていました。そこで知ったのが、WEB玉塾です。もちろん受講料は無料、こちらは登録も不要で見放題です。塾長の玉先生は、元高校教諭。アニメ動画なんですが、玉先生の講義はとにかくコンパクトで、面白くて、わかりやすいです。あくまでもネット教育は、「学校のサポート」という位置づけです。サイトに書かれていた内容を抜粋すると…
『WEB玉アニメは詰め込みアニメにして、勉強のおもしろい部分とか奥深いとこなど大切なとこをやらないようにしています ♪ だから俺のアニメで予習をして知識だけ入れれば、基本は抑えてるから授業に集中できて、大切な部分とか裏話が聞ける授業は楽しいし、そうなると好きになるわ、好きになれば成績も伸びるわで、生徒たちはめっちゃいいと思います ♪ これが「ネット教育の本当の使い方」なのです ♪』
最後に、受験生に向けた、玉先生の言葉を。
芸術の秋ですね
試験が終わってからの時間の流れが、試験直前期の何倍も遅く感じられます。動いていないと、落ち着かないと言いますか… そんななか、「ゆったりした時間で自分の中、そして周りをひとつずつ丁寧に認識することもとても大切ですよ。よくばることなく、ゆったりゆったり~」とメッセージを頂き… 秋空を眺めながら、深呼吸。気がつけば、すっかり涼しくなり、金木犀の香りも漂っていました。
さて、今年も10月最後の週末に、生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪(イケフェス大阪)が開催されます。写真は昨年行ってきた、船場ビルディングです。
昨年は仕事帰りに少し寄ったくらいでしたが、今年は公式ガイドブックを購入。総勢101件が参加なんて、こちらも気合いが入ります。どこに行くか、今から計画しておかないと。
東京でも「日本の家」展、学科試験で出題された「3331 Arts Chiyoda」、11月に復活する「東京都庭園美術館」など気になるところが目白押し。芸術の秋ですねー。
余談ですが、「Grammar in Use」の初級・中級を買いました。英文法のテキストですが、初級のイラストがとってもかわいいです。全文が英語ですが、単語は中学英語レベルでしょうか。日本語の解説よりもなぜかスッと入ってきますね。想像力も広がります。
自分との闘い
自分の書きたいものを表現できるのは、世界でたった1人、自分だけ。
— 山田ズーニー (@zoonieyamada) 2017年10月11日
「人と比べない」、それだけでも才能。https://t.co/5dbAg6Muga おとなの小論文教室。本日更新!
お世話になったサイト・講習会のまとめ(製図試験編)
☆ 製図試験編
お世話になったサイト・講習会のまとめ(学科試験編)
製図試験が終わりました
さて、試験ですが、なんとも言えません。もうとにかく書ききった感じです。途中、悪魔のささやきがありまして。作図をし始めたら、アプローチの利用者・サービス動線が交差するかもと思い始め、左右反転させた方がいいんじゃないかと。しかし実際、コアを反転して書き直しをしてみると、歩車分離にならない、むしろこれがアウトだと気づき、また元に戻すという… わーっ、これを書いていて、階振りを完全に間違った要求室があることに気づいてしまいました。なぜエスキス通りにやらなかったのだろう。チーン。(1/400のエスキスではうまく収まっているように見えるのに、1/200で作図するときに不整合が起きるためです)
しかし、製図試験3回目にして、初めての爽快感です。結果に関係なく、今の実力をすべて出しきって、自分のなかで納得ができたからだと思います。資格学校で勉強している頃は、難しい問題をただ受け身でこなしているだけで、今から考えると、試験たるものがまったくわからないまま、散ってしまった感じです。けれど、今回のように、勉強法も含めて、自分で考えるプロセスがあるだけで、こんなにも違ってくるのですね。来年以降も受ける可能性が高いですが、太刀打ちできない試験ではなくなりました。まずは、もともと本を読むのが遅い私は、問題文の長さに慣れるところからです。学科もですが、年々アスリートのように難易度を更新していく受験生。⇦ 私の勝手な解釈です。そしてテクニックでは解けない課題の奥深さ。だから、やめられないです。
さて、気持ちを切り替えてと。とにかく製図板からいったん解放されました。いずれにしても、試験が終わったら、英語を勉強しようと思っていたので、これからは楽しんで、ドト勉を再開しようと思います。今までの習慣を終わらせるのはもったいないし、日本語の脳で考えるよりも、思考も変わりそうな気がして。とにかく明日は電車でぶらっとお出かけしようと思います。晴れるといいなぁ。
ある意味まったく予想どうりなストレート球。でもいいとこに投げてくるよなぁー、みたいな課題。「公平性を確保するように、独学でも受かるように、知恵出して作りました!」みたいな「意思」を感じる課題でした。今年も課題作成者には脱帽って感じです。
— 中ちゃん≒オッサン (@naka7369) 2017年10月8日
製図試験前日に思うこと
ついに試験前日となりました。地元は今日からだんじり祭で、明日も駅前の歩道が閉鎖に。そこで学科と同じく、試験会場近くのビジネスホテルで夜を過ごします。ゆっくりペースの私にとっては、準備期間が少なすぎたなぁというのが正直なところ。(どんなに長くやっていても、きっと同じようなことを思うのだろうなぁ。)どのような勉強法が自分に合っているのか、やっと製図試験についてわかりかけてきたばかりです。火曜に公開されたウラ指導の添削図面に落胆しながらも、なんとか軌道修正し、今やれることを全力でやりきりました。昨晩は、記述の文例をiPhoneのボイスメモに録音し、自分の声ってこんな声してたのかと新たな発見をしつつ、聴きながら眠りにつきました。この勉強法、意外と自分に合っているのかもしれません。ここまできたら、自分自身をいかにコントロールするかですね。学科のときのように、何が起きても、粘りますよー。最後に、先日の質疑応答の後に届いたメッセージです。
「作図は、皆が考える平凡でシンプルなプランとして、ミスを無くして下さい。減点が少ない図面は、合格に近づきます。また、記述は、合否を分ける最大の要因でもあります。この記述で理由をきちんと、しっかり書いた方は、合格しやすくなります。試験は落ち着いて、大丈夫と思って頑張って下さい。」