きょうのエスキス

H29一級建築士製図試験を終えて、また一歩踏み出します。じんわりと日々の振り返り。自分のための。B面

「計画の要点」の文例(構造計画)

今回の構造計画の文例は暗記して、早く書けるようにしたいです。だんだん理解ができてきて、質問ができるようになってくると、勉強も楽しくなってきますね。資格学校や先生の指導に全面的に頼り、受け身になってしまうと、うまくいかなくなった時、どうしても相手のせいになりがちです。けれど、相手からどれだけ聴き出せる力があるか、自主的に考え、能動的に行動するのか、結局は自分次第ですよね。夏期講習中の塾生さんの勉強に対する姿勢に学びました。

 

【構造計画】

 

① 採用した構造種別、架構形式を示すとともに、構造計画上特に配慮したこと

 

構造種別は、規模及び用途を勘案し、耐火性、耐久性、遮音性に優れた鉄筋コンクリート造を採用した。架構形式は、平面計画の自由度が高く、靭性能力に優れたラーメン構造とした。スパン割については、X、Y方向ともに7mの均等スパンとし、ラーメン架構の安定性に配慮するとともに、柱1本当たりの負担面積が過大とならないように計画した。

 

② 勾配屋根の架構計画について、その特徴及び特に配慮したこと

 

2階はY方向2スパンの計画とし、勾配屋根は短辺方向となる南北へ下る切妻形状とした。棟の位置を柱・大梁のラインに合わせ、Y方向の大梁を傾斜させることで、左右対称形の安定した架構形状となるように配慮した。小梁はY方向に配置し、傾斜した屋根スラブを安全に支持できるように配慮した。

 

③ 基礎及び地階の計画について配慮したこと

 

地盤が良好であるため直接基礎とし、不同沈下に対しても信頼性の高いベタ基礎を採用した。斜面に対して十分な根入れ深さを確保するとともに、基礎スラブは十分な厚さを確保することで建物重量を支持地盤に安全に伝達できるように配慮した。地階は地上部のスパン割に合わせた計画とすることで、ラーメン架構内のRC壁で土圧を安全に支持できるように配慮した。


④ スラブ及び小梁の架け方について、工夫したこと


スラブについては、応力が大きくなり過ぎないよう、スラブの短辺を4m以下とした。また、スラブの過大なたわみは、ひび割れや振動障害を伴うため、スラブの厚さを200mmとした。小梁については連続梁とすることにより、梁中央の応力を抑え、たわみを小さくする計画とした。浴室及び中庭廻りは仕上げレベルをそろえ、バリアフリーとするため、防水処理に配慮し、スラブを200mm下げた計画とした。