きょうのエスキス

一級建築士試験、R2学科復活合格。製図が鬼門。R3は自分に負けない年にする!じんわり日々の振り返り。

ゼロになり、ふわりと受けとる

今日このタイミング(誕生日)で、ゼロになろう!と思います。エスキス、作図はマニュアル通りにやっているはずなのに、気がつけばまた自己流になり、同じところで引っかかっていることに気づきました。個性やクセってすごいですよね。意識しなくても、どんどん出てきます。学科試験のとりこぼしも、人それぞれパターンが違うように。だから、思いこみによる、うっかりミスを防ぐためのチェックリストと、本番直前に向けて、まとめノートを自分なりに作ろうと思っています。製図試験.comのパーツ集も週明けに届きそうで楽しみです。学校に通わず、フリースクールに通っているような感覚だなぁ。けっして効率的ではないけれど、自分で選択することが増え、能動的になっている気がします。


勉強法も何が正解ってないですよね。強み、弱みは人それぞれだから。その勉強法をこれで大丈夫だと自分自身が確信できるかどうかだなと。いろんな情報が飛び交っていますが、ふわりと受け取ることを意識していきたいです。このブログについても、こんな人もいるんだなと思っていただけるととてもありがたいです。書くことで癒されるんです。それと、学科試験の経験から、絶不調なときにどれだけのパフォーマンスができるか、そこにこそのびしろがあるんじゃないかと思いました。経験値を増やしていこう。いろんな気持ちを感じつくそう。年を重ねることは愉快だなぁ。

ウラ指導のフリープランニング

昨日は「製図試験のウラ指導」のフリープランニングと昨年、一昨年の本試験課題のエスキスプロセスの所を時間をかけて読んでみることにしました。建築士会の先生からも、この部分はしっかり読むようにとアドバイスを受けていたので。

フリープランニングについては、もうやっている時間はないけどなと内心思いながら、読んでいました。しかし、なぜ重要かがわかりました。ゾーニングやプランニングの考え方、パターン出しが柔軟になるし、出題者の意図も見えてくるような、そんなシフトが起きたんです。また、エスキスと同時にプランニングをしていたので、軌道修正が難しかったんだと。AP(アプローチ)Z(ゾーニング)とコアを考えるプロセスもおろそかにしていました。読むだけでも十分体感できます。

さらに、本試験のエスキスプロセスを読み進めてみると、やはり出題元JAEIC独自のクセがありそうだなと。そんなこともあり、今日ウラ指導の過去問題研究講座を申し込みました。建築士会の設計課題をベースにしながら、自分自身にあった勉強法を確立させるぞー。

職場の先輩が、試験が終わったら、ドラムのセッションしよう!と声をかけて下さいました。円広志さんのスタジオ246でねと。飛んで、飛んで… 回って、回って、回る〜♪ そうだ、作図については、手先を倍速させたらいいんだ。ドラムのロールよりもギターのトレモロのイメージに近いかな?試験まであと30日。あらゆる角度から取り組んでみます!!

自習室でねばる

自習室での作図にも、ようやく慣れてきました。 結局空き待ちで通っていた時間制の自習室に、そのまま通っています。今月から全日コースで。これで気兼ねなく、いつでも好きな時間に行けます。母校の建築の専門学校からも近く、休憩の合間に買い物など用事も済ませることできて、いろいろと便利です。また、常駐している管理人さんがとても親切で、アットホームな雰囲気がいいです。管理人さんが持ち場を離れるときは、利用者の方がスタッフとして受付をされているようで、(利用料が割引になるのかな?)よいシステムだなと。とにかく本番まで、ここで製図試験に一点集中、やれるだけのことをやってみます。サービス券で、ココナッツサブレをいただくのが定番となりました。


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さて、話は変わり、移動中にたまたま見かけたツイートに、なるほどと思いました。記述に関しては、構造は定型文でいいと言われていますが、設備は図面との整合性も必要ですしね。今年は地下1階平面図、さらに配置図もあるため、ごまかせないですもんね。空間構成が一番大切ではありますが。まだ設備設計一級建築士の数が少ないのかな?日建設計が「総合図の手引き」を公開するのも納得です。

学科試験に合格しました!

学科試験に無事合格しました!結果を知るまで本当にこわかったです。とにかく受験番号を見るまで、ブルブル震えていました。ちなみに、合格基準点が予想より3点下回り、87点になったのは、あとで確認しました。けれど、それでも合格率18%台って、相当難しかったのかな?いや、もしかすると、難易度よりも、初っ端の「計画」の問題で心が折れてしまい、ふだんの実力が発揮できなかった人が多かったのかもしれません。あくまでも推測ですが。
 
私の場合は、頭が真っ白になったのですが、極度の緊張と、どうやら軽い熱中症(初めてです。教室内が暑かった!?問題に対する抵抗がカラダに出たのかと。)が重なっていたようです。前日の晩に体調万全で備えていたのに、それでもです。当日はペットボトル2本と塩っけのある飴を持っていって、本当に良かったです。
 
午前中の2教科「計画」と「環境・設備」をひと通り解いた後に、試験中ではありましたが、トイレに行き、クールダウンしました。けれど、やはり頭がぼーっとした状態が続きました。お昼休みに入っても、まとめノートを見る気力もなく、ぼーっと。けれど、それから不思議と雑念が消えたんです。とにかく実力を出し切ることだけを考えようとキモが据わりました。
 
午後に入っての「法規」で、流れは変わりました。法令集がそよ風でめくれ、そのページに目をやると、不適当な枝がそのまま載っているではありませんか。「まだ諦めるのは早い」と後押ししてくれているように感じました。これはまだいけるかもしれない!と。午後からの問題は、今までやりがちだった、残り二択で迷うことがほとんどありませんでした。あまり考え過ぎず、変な空回りもなく、確実に解ける問題だけに集中できました。
 
今回は良い結果となりましたが、「計画」「環境・設備」はどちらも12点で、6割しか解けていません。恥ずかしいことです。製図試験の記述で必ずリベンジします。今年は、学科ボーダー合格組の追い上げがすごいと思います。私のような一度諦めてからの敗者(ではありませんが)復活戦。これからの強みになると思います。結果を知り、本当にうれしくて泣きそうになりましたが、こらえました。製図試験に合格するまで、とっておきます。では、今日もトレースをがんばります!!
 
追伸:今年「計画」が足切りに引っかからなかったのは、新問の出題になじみがあったからです。実例では地元の泉北ニュータウン、医療・福祉、防災の新問も、今までの経験が有利になりました。

へろへろになっても

いよいよ明日は学科試験の合格発表です。私は合格基準点ギリギリなのですが、週末になり、一気にその不安が押し寄せてきました。基準点が上がるんじゃないか、マークミスがあるんじゃないかと。自己採点するまで、こりゃまた来年だ!と思っていたくらい、吹っ切れていたのに。ほんとに欲深いなぁ。そんな状況のなか、今まで一緒に学科・製図試験の勉強をし、背中を押してくれた、けい子さん。講習会が終わった後、タリーズでお茶をすることになりました。けい子さん、私が席をしばらく離れ、戻ってきたら、コーヒーアドバイザーである店長から、珈琲の淹れ方を実演で教わっているではありませんか。とにかく自由で気さくで。すごくホッとしました。

初受験のときは大手の資格学校に通っていましたが、競争がとにかく苦手な私は、久しぶりの受験で、建築士会を選びました。資格学校だと「難しい」という教えこみを強化されそうな気がしていたからです。5月以降のウラ指導を含め、受講生の伸びしろを大切にしてくれる、穏やかな先生方ばかりで、今となっては本当に良かったと思っています。さらに、昨日、建築士会の先生は、私が持っている「製図試験のウラ指導」の本を指差し、「これきちんと読んでるか?今しんどくても、完璧に読みこんだら、絶対受かるから。」と、まさかのウラ指導押しで、ビックリでした。

ということで、本に掲載されている、平成15年の本試験課題「保育所のある複合施設」の標準解答例を、けい子さんと見てみることにしました。モーリィ「建物内に駐輪場があります。」けい子さん「あれっ、建具が入ってるね。」課題文をチェック。モ「所要室に駐輪場が書かれてありました。しかも、『採光に配慮した計画とする』とあります。」け「保育所だから、子どもさんたちの出入りがわかった方がいいもんねー。駅前の駐輪場とは違うもんね。」こだわりや思いこみがあると、大切なポイントを読み落としてしまうことがよくわかりました。今日は過去問をじっくり見て、自分なりにポイントを押さえていこうと思います。じつは、学科試験を受けて、へろへろになりながら気づいたんです。自分の神経の図太さに。どちらにしても、受かるまでやり続けると決めました。

海豆研究所の「光速2時間作図法」

海豆研究所の「初受験生のための光速2時間作図法【作図編フルバージョン】」の動画を手に入れました。今はDVDではないのですね。合格した先輩方がオススメしてたなと、ふと思い出したんです。私の場合、気持ちが空回りしたり、気分が乗らないときに特に良いかもと。イメージトレーニングにも良さそうですしね。

この作図法は、柱・寸法線まで書いたら、ほぼフリーハンドです。詳しくはこちらのブログを。

たしかに、作図で上下階不一致に気づき、試しにフリーハンドで直したら、意外と早く書けました。だから、もう即決断です。スマホの画面だと細かい部分が多少見づらいですが、だんだん書きたくなってくるので、私にとっては、必須アイテムになりそうです。自習室までの移動中に観るのがベストだなぁ。

自分への声かけ

学科試験のときとは違い、逃げ腰になるのは、なぜだろうと思っていたら、この記事と出合い、目が覚めました。あくまでも私の場合ですが、図星でした。根本的な原因です。試験に限らず、仕事も人生も同じだなぁと。だから、このままでは終わりません。

製図試験の足切りにも通じるものがあります。タイトルにインパクトがありますが。自己満足だけで終わらせるのではなく、相手(出題者の意図)を知ることは大切だなぁ。

運動量と「勝つんだ」という圧倒的な気迫。自由ネコさんの文章はユーモアがあって、やさしいなぁ。打開策です。

カッコわるくてもいい!このブログを始めたのも、そのためだから。

追記:あれっ、学科試験のときも同じようなことを考えていたみたいです^_^ 今朝もmonkey majikを聴きながら、ウォーキングしています。もやもやがあると、こうやってアウトプットし、風通しを良くして、前に進んでいます。