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きょうのエスキス

一級建築士の学科試験に向けて奮闘中。静かにじんわりと、日々の振り返り。自分のための。B面。

垂直応力度とひずみ

『構造』の力学の中から、直近7年分の過去問にはない、良問をピックアップ。昨年度までいらっしゃった建築士会の先生の解説がものすごくわかりやすかったので、DVDを1.5倍速で観ながら、色付きの解説集を読み、計算トレーニングをしています。ちなみに、解説集は「アーキタイプラボ」のサイトで公開されていますので、検索してみてくださいね。

Architype-lab

1問目はH14年の応力度を求める問題ですが、先生いわく「伝説の問題」らしいです。たしかにいろんな要素がミックスされています。2問目はH5年のひずみを求める問題ですが、トラスでもこの考え方が使えるように基本をおさえておきます。ちなみに、「ひずみ」としては、H5年以降出題されていません。

 

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熱効率・需要率・負荷率・力率

引っかかってしまった問題をピックアップ。

直近7年分の過去問には載っていないので、見たことない!と思ったのですが、やはりこれも過去問なのですね。

【環境H18 問18】

ボイラー等の熱効率は、「高位発熱量を基準とするもの」より 「低位発熱量を基準とするもの」のほうが低くなる。

 ⇒ ✖️ 熱効率とは特定の燃料を使用して、実際に機器が発生させることのできる能力(効率)のこと。評価に用いられる「高位発熱量」とは、総発熱量ともいい、燃焼ガス中の水蒸気の影響も加味したもの。「低位発熱量を基準とする」場合は含まれる水蒸気の影響を排除したもの。

「ボイラー熱効率」=「ボイラーで吸収された熱量」/「発熱量」

水蒸気となって排気されてしまう発熱量は、通常使用できないため、総熱量に対する実際に使用した熱量(ボイラーで吸収された熱量)である熱効率(式参照)は、低位発熱量を基準としたものの方が分母が小さくなるため、熱効率は高くなる。よって、高位・低位で熱効率が同等の場合には、低位発熱量を基準とするもののほうが機器の持っている能力(効率)は高い。

『環境』の電気設備は、ほかにも◯◯率が多いし、ややこしいので、整理しておきます。まず問題が文章で出てきたら、分母と分子がひっくり返ってないか、要チェック!どの科目も共通して、「式⇨文章」「文章⇨式」が的確にできるかにかかっていますね。

【環境 H22 問16】

需要率は、「最大需要電力」を「負荷設備容量」で除した値である。⇨ ○

需要率は、負荷率とセットで覚えることにします。「最大需要電力」が分母・分子のどちらにくるかを語呂合わせ。かなり無理がありますが…

「需要率」=「最大需要電力(さい)」/「負荷設備容量(ふ)」需要がある ⇨ いいイメージ ⇨ さいふ

「負荷率」=「ある期間中の平均需要電力(へ(ん))」/「その期間の最大需要電力(さい)」負荷がかかる ⇨ わるいイメージ ⇨ へんさい

【環境 H19 問12】

力率は、交流回路に電力を供給する際の有効電力と皮相電力との比であり、電動機や放電灯の力率は、一般に 0.6~0.8である。⇨ ○


「力率」=「有効電力」/「皮相電力」


力率とは?(力率と電力の関係)

http://eleking.net/study/s-accircuit/sac-powerfactor.html  より 図をお借りします。 

詳しい解説は、この記事を読んでみてくださいね。皮相電力は、電流×電圧の値(うわべの値)。下式では、分母にあたります。こうやって考えるとおもしろいなぁ。


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合宿のような講習会

『合格物語』の講習会が終わりました。なんだか合宿のような、濃密な2日間でした。先生と受講生さんとのやりとりのなかで、タイムスケジュールを変更し、質問に応える形で解説をして下さったり、来月初めには、講義後晩から2時間ほど、模試を使った『上手な解き方ワークショップ』を急遽することになったようで、情報をシェアして下さいました。そして、ユーザーではない私にも、受講生さんが「参加しませんか?」と声をかけて下さり、連帯感も芽生えてきました。思考錯誤しながら、チーム戦で挑んでいる感じがして、そこにいれるのがうれしいですし、とても心強いです。残り62日。本試験が近くなるにつれ、不安よりもなんだか少し楽しくなってきました。

ワークショップは本番でとりこぼしをなるべく減らすために行うらしいです。ウラ模試を解いたときに、書き込みをした問題用紙をそのまま持ってきてほしいとのことでした。出題者のフォーカス・ポイントを見抜いて、設問を解答できたか、単なる当てずっぽうで解いたのかを、それぞれの問題用紙を公開することで、分析していくのだと思われます。解き方のトレーニングをするという、その発想がとても新鮮で、体験できるのが楽しみですし、どんな学習においても活用できるのではないかと思いました。今勤めている塾の先生方にも伝えてみようかな?

余談:「特定天井」の定義が、国土交通省文部科学省で、少し違うと聞きました。規模からして、プールや体育館が該当するらしいですが、今仕事でも携わっているので、ちょっと興味深くなりました。今年の本試験でも出題されるのかな…

週末は『合格物語』

昨日は『合格物語』の講習会でした。構造文章題のなかでも配点が高い「鉄筋コンクリート造」「鉄骨造」「鉄骨鉄筋コンクリート造」「地盤・土質・基礎関係」の解説集だけでは理解しにくい過去問をピックアップ。頭の中でイメージができるように、図式化して解説して下さいました。根本的な考え方を教わり、それを当てはめながら、問題を解くスタイルで、とにかくわかりやすい!かなりのボリュームでしたが、さくさくテンポよく進み、錯覚かもしれませんが、これなら私にでもできるかもとテンションが上がりました。

本当にいい先生と出会いました。もう神ですよ。関西でも講習会を開いてくれて、ユーザーでなくても受け入れてくれて感激です。基礎を誰から教わるかはとても重要ですね。試験対策だけでなく、実務でも役に立つなと感じました。もし受験がなくても、受けたくなる講義なんです。今日の『施工』も苦手教科なので、これは通常通ってる学校を休んででも、受けておかないと、きっと後悔すると思い、先生にお願いして、急遽参加することになりました。じつは、会場が今の職場から歩いて2,3分で、これも何かの縁だなと。

過去問もH9年から取り組み始め、ようやくH17年まできました。(市販にはない、『構造』の力学計算と『法規』を除いた古い過去問をスマホで整理し、専用ブログにアップしながら、勉強を進めています。『一級建築士 学科 過去問』⇨http://emicocolo.hatenadiary.com/)H18年からは問題集があるので、とにかくひと段落ついたなと。ちなみにH16・H17年は基礎的な過去問が中心だったので、ここから始めると、かなり取り組みやすいと思います。実際に正答率も上がりました。

さて今週は、やると言いつつも後回しにしていた『構造』の力学計算の復習と、勘がにぶらないように、『法規』の問題を解いていきます。そう、来週末は初模試も受けるんでした・・・さてどうなることやら。とにかく今やれることをやるしかないなぁ。ホットミルクをgbgb。コンパクトシティかな?週末のオフィス街も、生活感があふれていて、なかなかよいものですね。

言い訳したくなる何かに向き合う

最近、MONKEY MAJIKの「southview」のアルバムの曲にはまっています。尖った感じではないカッコいいリズムと、英語の耳触りのよさが、心地よいです。今朝もいつものウォーキングで聴いていました。こうしてマイペースに勉強できるのも、まわりの人に支えてもらっているからだなぁと、改めて思います。何かに打ち込めるって本当にしあわせですね。

さて、追い込み勉強といっても、むかしと違って睡眠時間を削るということが体力的にできなくなりました。過去に一級建築士の学科試験にパスしたとき以外では、5年ほど前にも、介護の仕事で夜勤をしたり、週6で片道2時間以上かけて、実習先に行ったりとハードな生活をしていました。家に帰ってから、介護記録やカンファレンス資料を夜中3時までかかって作成するということもありましたが、うつらうつらしながらも、疲れがたまるということはありませんでした。しかし、今では最低でも6時間は睡眠時間が必要です。気力はあっても、体力が追いつかないのです。そこを見込んで学習スケジュールを立てないとなと。今日もCheruさんのツイートがじんわりときます。

『能力的な制約が減ったかわりに、加齢という、どうにもならない制約が堆積してきたことによって、私は、運命を、選択を、決めてかからなければならなくなった。今、選んでいることだけでもキチンとやっておかなければ! せめて、選んでしまった「できる事」を「できた事」にコンバートするために努めなければ! 歳月は、人を待ってはくれない。』
http://p-shirokuma.hatenadiary.com/entry/20170518/1495087684
今日は仕事の合間に、『合格物語』のWeb講義をチェックしたいと思います。そして、いよいよ明日は、『合格物語』の構造文章題の講習会です。もうこうなったら、総動員で挑みます。

これからの予定

過去問専用ブログを立ち上げたのですが、アクセス数がいきなり増えてビックリしています。ウラ指導のサイトをチェックするようになり、独学の方のブログを読んでいると、過去問の充実ぶり(H3年から)に、『合格物語』っていいなと思うようになりました。けれど、それに気づいたのがGW期間中で、今から手をつけても間に合わないという事実。しかし、いったん気になり出すと、過去にどんな内容が出題されたかを知っておきたくなるものですね。勉強時間は限られてるし… だからこそスマホでさらっとチェックできる過去問がほしかったのです。勉強にメリハリがなく、苦戦していたのですが、ネットの力は大きいですね。投稿するにあたり、間違った解釈をしていないか、より意識するようになりました。


過去問専用ブログはこちら↓↓↓

http://emicocolo.hatenadiary.com/


ちなみに、こちらのブログはひっそりとしたものです。考えてみると、このブログのタイトル『きょうのエスキス』は、『あしたのコンパス』を倣ってつけたのですが、一級建築士を受験することになり、エスキスの意味合いがますます強まってきました。あと1週間で学科試験まで残りちょうど2ヶ月となるのですが、その節目までに高速で古い過去問をアップしたいなと思っています。そして、来週からは分野別ごとに復習しながら、もう少し知識を肉づけしていきたいなと考えています。こうやって文章を書くことも製図試験のウォーミングアップになりますね。


しかし、仕事もしているはずなのに、土日が来るのがものすごく早い!記憶が飛んでる!!時間の感覚がマヒしています。もういろんな意味でしびれまくっています。いかに自分をコントロールし、あらゆる制限を取り除くことができるかにかかっていますね。一級建築士の勉強は幅広いですが、専門分野を極めていくおもしろさが、それぞれのブログから伝わってきて、資格をとった後のイメージが鮮明になりつつあります。来週の『合格物語』さんの構造文章題の講習会も今から楽しみになってきました。


構造文章題のH13を解いてみて

いやぁ、目が覚めました。H9から問題を解いてきて、スムーズに進んでいた『構造』の文章題。私からの視点ですが、H13でいきなり難易度が上がりました。良問が多く、思わずうなりました。しかも、他の選択肢は、最近でもよく出ています。やはり『施工』にかぎらず、『構造』の文章題も古い過去問をやっておくべきだなぁと改めて思いました。H13・H14年あたりは、たしか合格率も低かったかと思います。基礎の内容を深めていくには、この年度あたりの問題がキモかもしれません。

過去問専用ブログはこちら↓↓↓
http://emicocolo.hatenadiary.com/

【H13 設問8】
× 限界耐力計算において、極めて稀に発生する大規模な地震動に対して建築物の各階の保有水平耐力を確かめる場合、建築物の変形状態及びその変形能力による効果は、構造特性係数Dsを用いて算定する
 限界耐力計算において、極めて稀に発生する大規模な地震動に対して建築物の各階の保有水平耐力を確かめる場合、建築物の変形状態及びその変形能力による効果は、層間変位を用いて算定する

【H13 設問9】
× 地震時には、地盤内に発生するせん断ひずみの増加に伴い、地盤のせん断剛性及び減衰定数が減少する
 地震時には、地盤内に発生するせん断ひずみの増加に伴い、地盤のせん断剛性減少するが、減衰定数大きくなる

【H13 設問10】

× せん断を受けるボルト接合部の設計において、せん断に対する抵抗は、一般に、ボルトの締付け摩擦力によるものとする。

 せん断力を受けるボルト接合部の設計において、せん断に対する抵抗は、一般に、ボルトの木材へのめり込みボルトの曲げによるものである。


どの先生も、この時期から脱落者が出てくると話されています。けれど、まだ2ヶ月ちょっとあります。今成績が伸び悩んでいても、コツコツ勉強をやり続ければ、最後に放物線を描くようにぐんと伸びると、励まされたのを思い出しました。つまづいても、癒しの時間を増やしながら、過去問にふれ続けていきたいと思います。