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きょうのエスキス

静かにじんわりと、日々の振り返り。自分のための。B面。

勉強はやさしくなるためにある

久しぶりにここに戻ってきました。自分のために残しておきます。いろんな人に「勉強をします宣言」をしたら、ひとと適度な距離を保てるようになりました。感受性が強いのに、外から入ってくるものに無頓着なところがあり、すぐにくたびれていたのです。けれど、相手をイヤな気持ちにさせずに、付き合いを選べるようになりました。すると自分から発する表面上の言葉もかなり減りました。いわゆる省エネはこころにやさしいですね。最近ツイッターのcheruさんの言葉に癒されています。

勉強は誰にでも平等に与えられている機会だし、努力次第で結果もついてきます。何かに不満を持っていたり、現状を変えたいと思っていたら、他人のせいや、社会のせいにせずに、まず自分から変わろうと思うのです。そのエネルギーを勉強の原動力にして、新しい世界を増やし、想像力豊かでありたいと思うのです。ただそれはキャリア志向とは違います。わたしにとって、勉強はやさしく生きるためにあるのです。それが教養なのかなと思っています。歳を重ねていけば、考え方も大人になるのかと思っていたのですが・・・ 勉強を通して、自分の内面にある子どもっぽさを適切に処理できるようになった、難しい課題をハードルを下げ、簡単な事柄に切り分けられるようになったという感じです。何かが成長するとすれば、きっとこの方向だし、これからも自分に合ったやり方で、相手に応えていくしかないなぁと思っています。今それがとてもしっくりきています。

あとがき・クラブかつどん

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これからは、きょうのエスキスの実践編。アクションを起こします。まずは、一級建築士学科試験合格を目指します。設計事務所の所長からも、「まず資格を取りなさい。そしたら、つぶしがきくから。役所関係の仕事はチェックが細かいけど、民間よりリスクが少ないし、がんばっていこう。」と新年のあいさつをいただきました。職場の方に後押しされ、勉強ができるのは本当にありがたいことです。お正月から法令集の線引きを始めましたが、ボリュームが思ってた以上に多くて、まだ終わりませーん。ドト勉でのんびりやってるからかなぁ。しかし、昔は色鉛筆での線引きでしたが、時代は変わりましたね。フリクションボール&フリクションライト、革命的です。法令集や辞書のような薄い紙でも、裏写りしない!筆圧をかけなくてもよいし、間違ってもすぐに消せるから、負荷が減りました。しかも、見栄えもいい!!これなら楽しんで、作業ができます。すいません、ドトールさんのカードを定規代わりに使ってます。フィット感がちょうどよくて。それと、ふせんノートも作っていこうと思います。学生さんがInstagramに写真をアップしてたのが、キレイだったので。そんなこんなで、勉強を生活の中心にして、そこからさまざまな問いを見つけ、視点を広げていきます。ここは、家や職場とは異なる居場所、サードプレイス。クラブ活動ならぬ、『クラブかつどん』。まじめに、やさしく、おもしろくをモットーに、もりもり学んで、育んでいきますよ。最近、消費される生き方、仕事の対極にあるものを目指していきたい!と思うようになりました。まぁ、マイペースでやっていくことにします。きのうよりもきょう、きょうよりもあした、初々しく素直なこころで。

完・わが家のネコ師匠

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なんと今日で100回を迎えることになりました。仕事であっても、一年以上続けることって、ハードルが高いのに、もうビックリです。なにを書けばよいのやら、頭は真っ白な状態です。なにをしようか。とにかく歩こう。とことん眠ろう。日々いつものことを繰り返す。だけれど、一瞬一瞬が新しい。ブログを通して感じたこと。もう日曜日は来年なんだな。アナログでコンパクトな生活って、どこに行くにも、なにをするにも、自由自在。リスクもまったくありません。クラブかつどん。しょうゆこと言うな。ソースね。なんでも言いたい放題。そして、基本はなんにもしたくない、ただのぐうたらさんであります。わが家のネコのトムが人生の師匠だと思っています。ただそこにいてるだけで、愛されるって素晴らしすぎるじゃないですか。好き勝手したり、怒ってても、かわいいなって、チャームポイントになってるじゃないですか。甘えたいときにすり寄ってきて、素直すぎるじゃないですか。人間っておもしろいなぁ。当たり前なことが、わたしにとっては奇跡なのです。きょうのエスキス、完。

ワクをはみだす

先日久しぶりに読書会が復活しました。参加者も9人にバージョンアップ。たぶん私が最年長で、常連組の久美さん以外は男性でしたが、すんなりと溶けこむことができました。前回の記事に書いたとおり、男性に異性としてかわいがられたり、若さを武器にできなかったわけですが、年月を経て、ひとりの人間としてなじめるようになったわけです。たぶん男の人からしたら、いいんだかわるいんだか、違和感がない、引っかかりがないんだと思います。今にかぎらず、仕事や趣味からして、男性との出会いには事欠かなかったわけですが、なぜか関係性に進展がありませんからね。ははは。ある意味ミラクルですよ。「まるで少年のようだね」って、確立しちゃったな、このポジション。 

前置きはこれくらいにして、テーマは「今年のベスト3」。自己啓発の本をとりあげる方が多いなかで、中村文則さんの「私の消滅」はインパクトがありました。

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アメトークの読書芸人で、ピース又吉さんもオススメしていたようです。帯には「このページをめくれば、あなたはこれまでの人生の全てを失うかもしれない。」と書かれてあります。「読み終わった後、世界はどのように見えましたか?」と聞いてみると、「真っ黒」と答えが返ってきました。そして「この作家さん、根は明るい人だと思う。」と。絶望と希望、悲しみと喜び、振り子が大きく行ったり来たりするように、感情の振れ幅が大きいということかもしれません。しかし、ネガティヴ要素と向き合い、言語化して昇華するなんて、どれだけ勇気のある作家さんなんだ!?と興味深くなってきました。

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また別の方は、お笑い芸人であり、絵本作家でもある、西野亮廣さんの「魔法のコンパス」を挙げていました。私のなかでは、クラウドファンディングの先駆け的存在であり、気になっていた人でもありました。また、この本を紹介されたご自身もパフォーマーをされていて、早々に学歴レースから離脱し、悩みもがきながらも、自身の生きる道を確立されています。本も500冊ほど読んでおられるようで、考えるだけではなく、行動力、決断力を大切にしているとのことでした。私も書店でこの本を立ち読みしたのですが、独創性と戦略性がはみ出ていて、とてもワクワクしました。

『つまり、人生を賭けるほどの「問い」を見つけるためには、居心地の悪い場所に立つ必要がある。』

『好きなコトで生きていこうと考えて、「面白い」を追求する人ほど、お金と真摯に向き合うべきだ。というのも、お金とキチンと向き合い、お金の正体を把握することで「面白い」の選択肢が増えるから。』

気になるので、買って読んでみようと思いました。ついでに思い出した「悩みどころと逃げどころ」も。世界的なプロゲーマーの梅原大吾さんとも重なる部分があるなと。高学歴社会派ブロガーで、元キャリアウーマンのちきりんさんとのやりとりがとってもおもしろいんです。

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私はというと、ここでも紹介した本をアウトプットしてきました。3冊に絞りきれませんでした。この中では、石井ゆかりさんの「選んだ理由」は初ですね。ゆかりさんは、星読みをされているライターさんですが、今回はインタビューを通して「人読み」をされています。しかも出版社は、オフィスが民家の「ミシマ社」。『まず最初に読んでみてパッとうかんだのが「ズルイなぁ」でした。だっておもしろいんだもん(笑)。私たちの近くにころがっている“選択”を見つめなおすキッカケをくれる本でもあるのかな、と思いました。TSUTAYA一関中央店  佐藤彩香さん』

推薦文からしても気になりますよね。やっぱり考えの枠から抜け出すような、発想の転換ができ、気づきが得られるような本が好きです。また、装丁は本の顔でもありますが、シンプルで余白を感じさせるものに惹かれます。想像力がふくらみますからね。ちなみに、この会の主催者は、アドバイスをされる際、本を勧めるそうです。本人も押しつけられることなく、自分で考えながら、答えを見つけられるし、よい方法だなと思いました。また新たなサードプレイスができました! 

「今日はありがとうございました。各々キャラクターがすごく現れていて、とても面白かったです♪ 皆さんの自分の大事なものに対する熱い想いが伝わってきて、とても人間味のあるいい時間でした!僕も自分の幸福について思う存分話せてすごく楽しかったです(o^^o)ぜひまたお願いします!」

「みなさん、素敵な出会いをありがとうございました。書籍や人の考え方を素直に受け止めて、自分の可能性を広げる向上心をもつ仲間との出会いは一期一会だし、本との新しい出会いも嬉しいものです。私も、今の自分が必要とするような本がいくつかありました。入手してみようと思います。今後ともよろしくお願いします♪♪」

生き方は戦略的(意図的)に、出会いは不意に。ときどき妄想。旅はまだ始まったばかり。

そとにひらく

クローズな話 科学技術 生き方 コミュニティ 絵本
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ここでも書いたように、私が好きな本である「真理先生」を職場の同僚にプレゼントをしたら、「ありがとう、フォルカーせんせい」が届きました。あらすじもなにもわからないまま、今朝読んだのですが、ラスト1頁を読み、ぐっときました。私のなかで、オセロの黒が一気に白にひっくり返るような感覚があり、こころが解けていくのを感じました。これはきっとアンサーなのだなと。「みんなと ちがうってことは、いちばん すてきなこと じゃないか。 」おばあちゃんの言葉が、主人公の根底にあったからこそ、フォルカーせんせいとの出会いで、壁を乗り越えられたんだと思います。ぜひ、みなさんも手にとってみてください。

話は社会人一年目に遡ります。女性が働きやすい職場だと聞いて入社したのですが、フタを開けてみると、男性から異性としてかわいがられることが前提にありました。これって、小学生の頃に味わった、先生から気に入ってもらわないと受け入れてもらえないというプレッシャーと同じだ。そして、なによりも若さが大切でした。仲の良かった同期たちも、若い男性社員の前でのふるまいとは違い、女性の先輩社員に対しては、イヤみを言い、先輩たちがそれに反逆するという攻防戦が繰り広げられていました。しかもそれは、今に始まったことではないようでした。詳しいことは省略しますが、その対象は私にまで広がり、完全に行き場を失ってしまいました。華やかな世界に私の居場所はないんだ。今から考えると、私も同期も、一部の先輩社員たちも、ただ安心感と自信を得たかっただけなんだと思いますが、当時はつらくて仕方がありませんでした。今まで良くない思い出として仕分けされ、消去していたんですが、つい最近大切なことを思い出したのです。

このブログでも何度か登場している八木さんの存在です。それと関わっていた仕事そのものです。Facebookのお友達が、マイケル・ポーター教授の「競争の戦略」について投稿していて、その流れで勉強会をしようという話になりました。なぜかその話を聞いたときに、当時の記憶がよみがえってきたのです。今までの話だと、なんという会社だと思われたかもしれませんが、これこそが私が仕掛けた大きな呪い、レッテルだったのです。

実際、本社はアメリカ・ミネソタ州にあり、日本の一般企業の社風とはかなり違っていました。東京で2週間基礎をたたきこまれたOJT、その際に相模原工場で見た製造技術、全国会議で目にした、マーケティング事業部の資料のデザイン性・プレゼン力の高さ、当時の先端だったイントラネットを使っての問い合わせ対応、改善活動チームの会議、CADで作成されたコネクタの図面やMSDS、輸出用のタグ・サンプルの発送… 3万ほどの商品がある割には、事業部にいる営業部隊が少なく、主力製品をひとりで担当している人がほとんどでした。そして、セールスサービスと呼ばれていた私たちは、本社とは違い、いくつかの事業部を兼任している状態で、製品知識やコミュニケーションが図れないと仕事になりません。どれもが今までの世界とは違い、新鮮でとがっていました。自分のすることが、ひとにわずかながらでも影響を与えることができるのだ、社会に出ることってすごいなと感じていたのが、当時の真実でした。

八木さんはそのときの私の教育係でもあり、バディでもありました。始めのうちはとても厳しく、仕事が遅すぎるとよく注意を受けていたのですが、慣れてくると、ひとつの業務、事業に関する背景、会社のビジョンや社会性を教えて下さいました。そのなかで、八木さんのこの言葉を思い出したのです。「この会社では、製品と技術を仕組みとして切り離していてね。なぜかというと、価値の下がった製品や事業は『捨てやすく』なるからなんだよね。日本の企業とは違って、身内にシビアだよね。莫大な研究費用をかけて、商品をつくっても、すぐ模倣されるからね。今まで何度もそういうことがあったみたいだし、技術を守り、生き残っていくには仕方がないのかもしれないね。」もしかしたら、ポーターの投稿とリンクしているのではと発信したところ、「技術は企業にとって大事な戦略です。研究開発とも関係し、間接費として取り扱いますので、切り離して管理する方がいい方法だと思います。蓄積された技術をどう評価するかは難しい問題ですが、競争優位の大きな源泉となります。」とコメントが返ってきました。実際に久しぶりに見た企業のホームページは、サイエンスとテクノロジーに集約されていて、さらに勢いづいているように感じました。

『戦略的』はあまり好きな言葉ではありませんが、相手の立場からコミュニケーションを図り、考えを伝えるには、共通言語を知る必要があります。そう考えると、この貴重な経験もむしろプラスに働くのではないのかなと。このやりとりをしていて、なぜか前のめりになっている私。職場環境に対する思いこみから、当時の出来事を全否定していたのですが、ようやくその呪いが解けました。仕事が好きになったのもここが起点でした。技術を身につけたいと思ったのも、このとき揺るぎないものを得たいと思ったからだと原点を思い出しました。ちなみに経済や経営、お金のイメージもよくなかった私ですが、ひそかにビットコインクラウドファンディングに興味があり、今回思いきって一歩踏み出しました。せっかく生きているんだから、同じページばかりを読まずに、先の展開にドキドキしますが、読み進めていきたいなと思った今年のクリスマスでした。どの道も愛おしいなぁ。八木さんの真のやさしさが深く染み入ります。以上、B面でした。

 

逃げ恥、よかったなぁ

ドラマ ライフイベント コミュニティ ライフスタイル 名言

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「逃げ恥」が終わり、その余韻が残っています。夫婦を超え、年齢を超え、性別を超え… かわいさ、純粋さ、さっぱりとした感じが、とてもしっくりとくるドラマでした。いろんな方が感想を書かれていて、読んでいて、みなさんのやさしさが伝わってきます。この世界観好きだなぁ。最終回も見どころが満載でしたが、ゆりちゃんの言葉がじんわりときました。「私たちの周りにはね、たくさんの呪いがあるの。あなたが感じているのもその一つ。自分に呪いをかけないで。そんな恐ろしい呪いからはさっさと逃げてしまいなさい。」⇨ これは名言ですね。自分や他人に対して、無意識にレッテルを貼っていたのだなぁと。「やりがいの搾取」「好きの搾取」… 家族や人間関係のあり方もドラマを通して、考えさせられました。みくりちゃんとゆりちゃん、ラストは好対照だったなぁ。やっぱりシンプルが一番ですね。ひとと関わろうとすると、わからないことだらけですが、逃げ恥を観ているうちに、好きな人と一緒にいると、自分のなかの好きな一面とも出会えるような気がしてきました。「いいなぁ。愛される人はいいなぁ。」平匡さん、同感です。そして、かわいいは無敵ですね。

トライ・アンド・エラー

生き方 コミュニティ 建築・ランドスケープ 福祉 教育 多文化交流
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先日OWT(大阪ワークショップたまり場)の忘年会がありました。もう7年ほどのお付き合いになるのですが、みなさん各分野で、主体的に活動をしておられ、毎回とても良い刺激を受けています。今回、私以外は全員男性だったのですが、特に意識することもなく、溶け込めています。ポストイット®︎やシンサレート™️を扱う会社で、営業事務をしていた新入社員の頃に、月一で管理職の方のお食事会に招いていただき、そこで場なれしたものと思われます。同期が若手社員と飲み会をしていた傍らです(笑)当時ペアで仕事をしていた、現在の私くらいの年齢だった八木さんが、いつか必ず役に立つときがくると。本当にその通りになりました。

OWTは職場以外の仲間なので、誰もが気を張らず、落ち着ける場所。そこで各々思い描いているビジョンを共有し合いました。現実と折り合いをつけながら、新たな価値観も取り入れ、その人らしく歩んでいるなと、話を聴いていて、こちらまで嬉しくなりました。しかし、いざ自分の番となると、適当な答えが見つからず、あたふたしてしまいました。私たちは6つの箱というツールを使って、思考を整理するのですが、『ビジョンありき』だと、耳にタコができるほど聞いていたにもかかわらず、今まで欠点探しやその克服ばかりしていたのです。

明確なビジョン、行きたいところがはっきりしている人は、そこから見て、自分にダメ出しすることはよいと思います。けれど、ビジョンのない状態で、同じことをすると、目に付いた自分のアラをやみくもに矯正することになり、的を外すどころか、いい部分までつぶしかねません。私はずっとこの事をし続けていたのだと思います。反芻することは健康的ではありませんね。前回登場した自由ネコさんが言っていたように、悩んでいるときは休むか、体を動かす。調子が良いときに、未来を思い描く。これに尽きますね。余談ですが、考えるときはお気に入りの道を歩くに限ります。毎朝最寄り駅までの30分、カフェからの帰り道は2駅分が習慣になりました。

山田ズーニーさんの『考えるシート』のなかでも、社会とつながるコミュニケーションは、ゴールを明確に!と書かれてありました。どの職業に就いて、主にどのようなテーマに取り組んでいきたいのか?また、実現したい世界観(ビジョン)は具体的にどんなことか?「なりたい職業名」✖︎「マイ・テーマ」✖︎「実現したい世界観」がしっかり押さえられていると、ビジョンに向かって、歩みを進めることができるんだと。ズーニーさんは自らでその道を切り拓いてきた方なので、励みになります。私もさっそく取り組んでみました。「建築技術者」✖︎「福祉と教育」✖︎「サードプレイス(第三の居場所)」。この「考えるシート」を使いながら、実際に動いてみます。トライ・アンド・エラーを重ねていこう!