まもなく10月
フロント・事務室の配置
①メインエントランスが南側の場合
北側のように、出入口近くに計画しようとすると、南側のスペースを占めることになり、厨房・レストランがおさまらない。けれど、この問題、以前はすんなり解けていたんです。なぜなら、南入りのエントランスのときは正面にフロントが見えるパターンだということを、製図試験.comのエスキス講習会で教わっていたからです。つまり、フロントや事務室を北側、厨房・レストランを南側に配置し、西または東側(建物周辺の地盤にもよりますが)に通用口を設け、その間から入り、縦に廊下をわたらせ、管理者の動線および搬出入の動線を確保する。このパターンは改めてしっかり押さえておこうと思います。
② 搬出入動線がレストラン(厨房)以外の要求室でも必要になった場合
今回のウラ模試で出題されたのですが、同じ階に要求室をとろうとすると、本来のフロントや事務室の位置に要求室を計画することになる可能性が高くなります。そのときは、機械室などと同じで、管理者動線と搬出入動線は管理ゾーンで一括りにしなくても、離れてしまってもよいのですね。動線を確保するのに、通用口を2箇所とればよいのですね。
まずは面積計算から
ウラ指導に提出した面積表がひさんな状態であることに、一夜経ってから気がつきました。作図してから、庇やバルコニーを足したのが原因です。まず、建築面積ですが、出入口正面にある片持ちの大庇(6m)を足し忘れ、南側にある露天風呂への見下ろしを避けるため、急きょ取り付けた2mの庇は、建築面積に入れたものの、よほどあわててたのか、一瞬バルコニーに見えたのか、なぜか床面積に足されてます。ガーン。庇の上を歩くのかー。さらに、作図をしながら、室外機置場を確保するために、宿泊室に面しない方角にバルコニーを設けるような、珍しいことをしてしまい、そのバルコニーを建築面積、床面積どちらにも足していないわで。
追記:勾配屋根の軒先を2mにしていたので、配置図の屋根面積(軒は両端1m除外)+出入口正面の庇(1m除外⇨柱付きの場合は除外規定なし、柱芯から算入)が建築面積でした。さらに、問題文には、「バルコニーは床面積に算入しない」と書かれてありました。今までこういう読み落としが多すぎました。
面積計算については、以前からいろいろと。仕事で使っているものと同じ型で、大きめの電卓を使っているはずなのに、焦ってミスタッチをしているからか、毎回数字が合わないという… そこで、50×35m程度の横長の敷地の時によく使う「882(42×21)」「588(42×14)」は覚えて、いきなり計算するようになりました。
1 地階で地盤面上1m以下にある部分を除く。
2 軒、ひさし、はね出し縁その他これらに類するもので当該中心線から水平距離1m以上突き出たものがある場合においては、その端から水平距離1m後退した線
つまり「上から見たときの屋根の面積」となり、軒先も1m以上とっていたら、計算対象になるということかー。油断していました。バルコニーや勾配屋根の軒先を1mにしていた解答例を見かけたのですが、建築面積の計算ミスを回避するためだったのかもしれません。
※ 2mバルコニー(軒、ひさし)は、除いた距離が建築面積に該当するので、この場合、1mで建築面積に算入する。
※ 出入口に設ける車寄せのための柱付の屋根は、原則として柱の芯で建築面積に算入する。
ウラ模試(製図)を受けて良かったこと
製図模試2日目etc.
敷地の形状も、床面積の合計も、これなら解ける!しかし、調子が良かったのは、最初の45分間だけ。エスキスが1時間40分経過しても、まとまりそうにない、もうダメだということで、実際は未完ですが、もう一度仕切り直しをすることにしました。新たなパターン出しです。別の角度から解いてみると、なぜか芋づる式のように、条件にはまっていき、不思議とプランニングができていました。初めから的をしぼりすぎると、収拾がつかないことがわかりました。プレゼンでも何パターンか出しますもんね。そして、作図は自習室だと気が緩むのか、予想以上に時間がかかってしまいました。
製図模試1日目終了
車両動線について
あと、星野源さんの「いのちの車窓から」という本で、台詞を覚えたり、新しいことにチャレンジして、結構ハードなスケジュールが始まるときには
— しいたけ占いのしいたけ (@shiitake7919) 2017年4月27日
「終わったー」
といって、トンネルを抜けた後のことをイメージするというようなことが書いてあってすごく良いアイディアなので盗もうと思いました😃